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895. 左横書 マグリット  2004/12/12 (日) 02:19
唐重朗さん
さすがですねえ。もうすでにお読みになってた。
たしかに我が国においては数字がすでに左横書きであるのだからそれに抗うのは難しかった。納得です。
では西洋では何故左横書きになったかというとやはりこれも「心臓の左配置」(従ってひとは自然に右利きになる)という人体的ハードウェアによる必然に由来するものである、と言えるのでしょうか。

マンガ、新聞、小説、慣れれば横書きも悪くないようなきもします。それよりもなによりも漢字という表意文字のこの国では、「漢字」無くしては文学は成り立たぬのではないかと思うのです。人はそのタイプフェイスにより意味や衝撃や情緒などを受け取っている。

松岡正剛は次のような詩を引用してそういった事態を説明したことがあります。たしかそうだったような気がする。ひょっとして違ったら失礼。

「馬 軍港を内蔵する」


岡本太郎の作品自体にはノレないのです。しかし彼はパリ在住時代にシュルレアリストやダダイスト、とくにツァラなんかの熱烈なラブコールを受けながらもその運動に参加しなかったと聞きます。その一点において私は彼が好きになりました。
芸術にマニフェストや主義は必要無い、というところでしょうね。
マニフェストに主義、まるでどこかの国の政治団体ではありませぬか。
彼は一度テレビでピアノを弾いたことがありました。ベートーベンの五番。リストによる編曲のそれではなくてあきらかに我流。「ピアノなんか練習してはダメだ」とかなんとか言っておられました。



894. 横書 唐重郎 [URL]  2004/12/12 (日) 00:05
> 「横書き登場−日本語表記の近代」 岩波新書 新赤版(863)
>  屋名池 誠 著    定価777円
昨年発売された時この本読みました。だいぶ内容はわすれましたが---左横書きが戦後法律で決まったわけでもなく、戦時中も左横書きか禁止されてはいなかったようです。明治前は、日本語に横書きはほとんどなく、明治以降の西洋化にともないアルファベットを学んでいくに伴い--しかし、当時西洋学問はエリートの世界で、庶民は、縦書き書体にしかなれておらず、左横書きは普及せず、あくまで縦書きを一字一字横書きした、右横書きで書かれていたようです、しかし、技術世界、特にアラビア数字が混在する時刻表などは明治から左横書き、駅名は昭和二年から横書きの場合、左書きと定められた。総力戦の太平洋戦争で、確かに数字を右からは書けないですね。庶民もだんだん左横書きになじんできて、戦後一気にアメリカ文化が入ってきて、合理的に左横書きになったような内容でした。正確ではないです。そうそう、イスラム圏ではアラビア数字をどう書いているのだろうか。右から書いているのだろうか。

尚、電車やトラック、舟などは、進む方から書くというのが、今の日本でも行われていますね。

現在縦書き文化は、マンガと小説と新聞だけになった。会社の報告書に縦書きはない。中国の新聞は、確か横書きのような気がしたが---違ってましたかね。縦書き文化は生き残れるのだろうか。漢字、ひらがなは、本来縦書きの文字なのに---



891. 川崎市 春声@ [URL]  2004/12/11 (土) 23:24
川崎って行ってみたい町なんです。川崎市民ミュージアムという図書館というか素晴らしい映画のライブラリーがあるんですよね。
福岡の総合図書館がアジア映画を主にコレクションしているのに対し、川崎には日本映画なども多いようだ。時々シネラに、月報が置いてあって、月間上映予定などみていると、思わず観たいなあと思うような古い映画などが上映されています。この点は広島のライブラリーも日本映画の古いのが多い。監督特集などが良く組まれています。岡本かの子のふるさとなんですか。福岡から川崎に行ったサークルの人もいますよね。元気なんだろうか。



890. 岡本太郎 唐重郎 [URL]  2004/12/11 (土) 22:58
東京に行く用事があって、前から行きたかった川崎の「岡本太郎美術館」に今日行ってきました。母親の岡本かの子のふるさとに彼が彼の作品を寄贈したという。開館5周年企画で「まる裸の岡本太郎」展が来年1/16まで開催されています。私が岡本太郎に出会ったのは確か20歳ぐらいの時でした。「日本の伝統」って講談社新書でした。今は絶版になってますが、記念館でこの本が別の出版社で発売されていたので購入しました。この本は私にとっては衝撃的でした。その後の「今日の芸術」って日本の芸術家がみんな衝撃を受けたという本を読み、これも刺激的な本で、それ以降何度も読みました。素晴らしい建築の美術館で、場所がまた緑地帯の奥の奥で、異境の中にいるような気分になりました。
原色一杯の絵、踊るような筆使い、造形美、縄文の太古の原始的な動き、呪術的雰囲気、非日常的美が渦巻いてました。
タモリの「今夜は最高」「笑っていいとも」のテレビ出演の映像もあり、楽しく拝見できました。
青山にも記念館があるという、一度は訪問したいですね。



887. おっと、失礼 マグリット  2004/12/11 (土) 20:12
春声@さん
失礼いたしました。「家の子」→「我が家の娘」であります。
「うちの娘」のつもりで入力したらそのように・・・私の悪い癖で読み返さないのがたたったようで。
ダリウス・ミヨー
若い頃、題名の無い音楽会かなんかで何度か耳にした覚えがありますがピンとこなかった記憶があります。今聴き直すとちょうど良いのかもしれません。

子供の頃(昭和30年前後)街の商店の看板が(門司でありますが)何件か右から書いてあったのを記憶しております。
横書き表記法、アマゾンで検索すると岩波新書でそのあたりの事情に詳しいものがあるようです。
「横書き登場−日本語表記の近代」 岩波新書 新赤版(863)
 屋名池 誠 著    定価777円



886. ミヨー 春声@ [URL]  2004/12/11 (土) 14:32
キャパがらみで話題を続けます。女性カメラマンというかキャパ氏の恋人の名前はたしかゲリ・タローではなかったでしょうか?正確に覚えるためにメモしておけばよかったのですが−−。
昭和13年と23年と26年の新聞(毎日)のコピーが展示してありました。それを見ている時、横書きのキャプション等について、左から書き始めるのは現在では”それ以外あり得ない”観がありますが、横書きを右から書いていた時代があった。昭和13年でした。それから10年後の23年には完全に左から。ということは太平洋戦争がその間にあっているから、表記法が戦争を境に?、変わっていったんんだと納得しました。確認はしていませんが−−。
どなたかこういう問題に興味のある方、ご存知の方はご教示ください。ちなみに家人に聞いたら、右から書く横書き法を目にした経験ありということでした!!
時々軽トラックなどで右から商店名が書いてあってエッ?と思うことが昔はありました。
マグリットさん、ミヨー(ダリウス)という現代音楽の作曲家がいますね、たしか。”家の子”なる表現をいまひとつ理解できずにいます。春声@



885. タロー マグリット  2004/12/11 (土) 10:59
女性カメラマン(?)の名が岡本太郎からとった“タロー”。フム、素敵ですね。
家の子の名前は“ミショー”。
映画“冒険者たち”のなかでアラン・ドロンとリノ・ヴァンチェラが交わす会話がやたらと印象に残ってたのでそうなったのかもしれません。
A “ミショー?”
R “ミショー”

テリー・ミショー、トライアルの世界チャンプ。
一方、シュルレアリストにアンリ・ミショーなんて人もいる。こちらは“暗黒派”。娘の名前としてはあまり考えたくない。
“ミショー”、フランスでは“中村さん”というくらいの一般的な苗字なのでしょうか?





884. ロバート・キャパ 春声@ [URL]  2004/12/09 (木) 22:59
福岡アジア美術館にロバート・キャパ写真展を見に行ってきました。キャパは1954年に来日し東京浅草、京都・奈良・大阪・九州などを写真撮影して廻っています。丁度その時にインドシナ戦争の取材要請を受けて、戦場の写真撮影をしている際、地雷に触れて亡くなっています。さかのぼること18年前にスペインでは右派のフランコ将軍が蜂起して人民戦線側と熾烈な内戦が始まっています。続く3年間がいわゆるスペイン内戦で、彼はそこに焦点をあて数々の報道写真を取り続けているわけです。今回来ている写真は主にスペインで撮られた写真を中心に97点。例の”崩れ落ちる兵士”の写真もきていました。地味ですが、いい展覧会だと思います。
彼には***・タロー(女性)という恋人(下の名前失念)がいて彼女も写真を撮っていたようです。ちなみにタローという名前は往時パリに絵画勉強で滞在していた岡本太郎の名前からとったという。太郎は彼らと親交があったのでしょう。主に人民戦線や国際旅団側の被写体が多いので、共和制を守るために闘った市民や農民の写真を多く見ることが出来ました。結果的にフランコが勝利して内戦は39年に終るんですけど。人民戦線に加わるために日本から1人参加していることなども解説あり。”誰がために鐘は鳴る”や”蝶の舌”等、映画でも知ることの出来るスペインの歴史の一こまです。
岩波書店発行の”スペイン戦争”だったかそういう題名の分厚い写真集を販売していましたが価格が6,800円!高いんで買えませんが−−。キャパが亡くなった時まで使っていたカメラ(コニカの同一機種)が展示してありましたが意外と小型のカチッとした感じの一眼レフでした。



882. “dot the i’s and cross the t’s” マグリット  2004/12/09 (木) 02:14
春声@さん
“iには点を打ち、tには線を引け”。なかなか素敵な慣用句ですね。
屈折させれば“握手して(手を交差させ)、愛を確認せよ”となる。

松本清張であれば“点と線”。

一方ユークリッドは、“点とは部分を持たないもの、線とは幅のない長さである”なんていってましたね。
私はいつだって直線と直線が交わってできるひし形の世界の夢をみていたいのであります。

幾何級数が収束してしまうのも残念。



881. 訂正 dot the i's and cross the t's 春声@ [URL]  2004/12/08 (水) 13:16
前掲のアップで訂正です。
母音の直前の the はザの発音でなくジの発音だから。
        ↑
2003年 イギリス=スペイン合作映画で男優は『アモーレス・ペロス』『天国の口、終りの楽園』に出たカエル・ガルシア・ベルナル
                 ↑
ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael Garci'a Bernal) でした。

”カには点々をふらず、ガには点々をつけよ”のお手本みたい。



880. dot the i's and cross the t's 春声@ [URL]  2004/12/08 (水) 12:01
面白い外国映画のチラシに気がつきました。
12/4(土)〜17(金)シネテリエ天神で公開中の
『dot the i』(ドット・ジ・アイ)。発音されてもエッ?と思います。映画の正式表題は横文字『dot the i』なんでしょう。
カラーチラシでして、ご丁寧にiという文字の上部のポチ(点)に赤い色が塗ってあります。これがみそです。
アルファベット小文字の、iとtはスタイル的に縦棒で似ているから混同することがないよう正確にiには点をうち、tには横線を引かなければいけませんよ−−と注意するのが英語の慣用句として存在するんですね。これは新しい知識で、感動しました。
”dot the i's and cross the t's ”という句だそうです。
”iには点をうち、tには横線を引く”との意ですね。
邦題のカタカナ表記が、また、きちんとtheをジと詠ませているのも憎いです。母音の直前のiはザの発音でなくジの発音だから。
2003年 イギリス=スペイン合作映画で男優は『アモーレス・ペロス』『天国の口、終りの楽園』に出たカエル・ガルシア・ベルナルというから、そうだこの人は最近『モーターサイクル・ダイアリーズ』で、若き日のチェ・ゲバラ役をやった人。唇が広くて分厚い感じを受ける俳優。次から次にたくさんの外国映画がきますね。



879. 『春夏秋冬そして春』 春声@ [URL]  2004/12/07 (火) 13:44
『春夏秋冬そして春』2003年 ドイツ/韓国 
原作・脚本・編集:キム・ギドク(『悪い男』『魚と寝る女』
出演:オ・ヨンス キム・ジョンホ キム・ヨンミン ハ・ヨジンキム・ギドク 
挿入歌:キム・ヨンイム旌善(チョンソン・アリラン) 
2004-12-06 シネリーブル博多駅
”春”幼年期−純粋ゆえに負う”業”
”夏”思春期−恋と欲望を知る
”秋”成人−裏切りに憎悪する
”冬”壮年期−心の安らぎを求め、無の境地へ
やがて再び春−
苦痛に満ちた傷も、人間のものである限り、美しい−−−。
上記のようなチラシの春夏秋冬におけるコメントはたしかに、このキム・ギドクの描いた自然界、人間界の移ろいを要領良くまとめたフレーズだと思います。
ただしやがてめぐってきた”再びの春”。これを”美しい”と感ずるか、同時にそこにそれこそ”人間の業”を思って暗然となるか。先達が犯した罪を人間はまた同じ道程を通って、またたどっていかざるを得ない−−そんなペシミスティックな捉え方が可能ですし、
キム・ギドクの描写にはどうもそちらの要素を強く感じます。
福岡のNVの主宰前田秀一郎氏がこの秋、大学の映画公開講座で”キム・ギドク監督”の話をしてくれて、いみじくも”「”痛い映画の作家キム・ギドク」と表現していました。
勿論、映画『魚と寝る女』について、K・ギドク監督をみる限りうまい表現だと思います。
『悪い男』、『魚と−−』、今回の『春夏秋冬−−』にしても、監督の映画表現はかなり、意表をつく思い切ったいわば”過度”な”激写”に特徴を感じます。それが本領なんでしょうか。
小動物の描写など、ドキッとするような効果が出ています。
原作・脚本が監督自身によるものということ。頭の中にこうした物語を構想できるそんな才能、これはうらやましい限りですねえ。
本人が出演しているらしいけど、どの役なんでしょう?また、布を頭からすっぽりかぶって顔を隠した女が出てきますが、どういうわけなのか、解りませんでした。
アリランが音楽として出ますが、パンソリですか?
チラシの解説では、ロケ地は慶尚北道青松郡周王山国立公園にある注山池。環境庁を半年かけて説得し、映画のセットを立てることの許可を得た。すごくきれいな水の描写があるけどほんとにあんなにきれいな水なんだろうか?
人間の本質についての思索、それをイメージ化し、成功した映画だと思いました。



877. ネヴァダ・スミス マグリット  2004/12/07 (火) 02:40
“スミス、・・・ネヴァダ・スミス”
スティーヴ・マックィーンの口からボソリと漏れたその名は、追い詰めた仇を欺くための偽名なのでありました。私は長い間、記憶違いをしていたことになる。役の上での本名が“ネヴァダ・スミス”なのだとばっかり思っていたのです。
30年前にスクリーンで観て感動した映画を現在ヴィデオで観ているわけですが、とても素晴らしい。
やはりマックィーンなのだな。あの身のこなし。それにあの「顔」。権力の臭いがまるでしないところがよろしい。かたい事いわなけりゃ西部劇、最高です。それにアウトドアのテキストがわりにもなる。さらになによりもあの風景が最高であります。

今、ヴィデオが安いです。“ブクマ”や“ブクオ”で350円くらいで手に入ります。
次回は「ブリット」をみてみよう。



875. 失礼しました マグリット  2004/12/05 (日) 19:51
失礼致しました。天神BOでお会いしたのは「事務局長」ではなくて「運営委員長」のIさんであります。申し訳ない。訂正させていただきます。

さて、本日は良い天気でしたので自転車で戸外へ。大濠公園の前、欅通り、そして博多駅前で国際マラソンの一団と遭遇。なにも追いかけて行ったわけではないのですが偶然にも私の行動パターンがマラソンのコースと一致したらしい。
いつもならテレビ中継で2時間半のフルマラソンというドラマを見ているのですが、現実のレースというのは意外にもあっけないのでした。
メキシコで銃撃戦かなにかの撮影をしていたどこかの国の映画クルーが現地の人たちから「だめだめ人間はそんな風には死なない」なんて笑われたそうです。現実はもっとそっけなく死んでゆくらしい。撮影では派手なアクションで死んでたんだなきっと。
そんなこんなを思い楽しい一日ではありました。



874. 路地 マグリット  2004/12/05 (日) 03:15
昨日、といっても金曜の夜になりますが、全国展開している某大型リサイクル・ブック・ショップでばったり事務局長とお会いしました。いままでほとんどお話したことがなかったのですが、CDコーナーの棚の前でしばらく立ち話。きけば我々にはかなりの共通項があることが判明いたしました。35年前にはお互いすごく近いところで動き回っていたようです。よそのお店の軒先ならぬ通路を借りての立ち話ではありましたが、とても楽しいひとときでありました。
普段、表通りばかりを通行している訳ですが、きまぐれにひょいと入った路地がとても魅力的なストリートであった、といったかんじです。また今度ゆっくりとお話したいですね。

さて、昨日はまたしても福岡市総合図書館のミニ・シアターへ。
フランス映画「哀しみの終わるとき」という映画をみてきました。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、マルチェロ・マストロヤンニ。
「愛娘を亡くしてしまった夫婦が悲しみを乗り越え、新たな希望を見い出すまでを描いた・・・」というストーリーですが、ウーン、ですね。どうも私はこういう映画は苦手みたいであります。告白すると半分以上は寝ておりました。「いびき」が心配であります。
それに、ドヌーヴの豪華さもちょいと嫌味。私はどちらかというとアンナ・カリーナやジョアンナ・シムカスの方がよろしいね。
明日の上映はあら懐かしや、シルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」であります。解説には「ある楽団のギターに隠された宝石をめぐるドタバタ喜劇」とあります。映画は見たこと無いので気が向いたらいってみよう。



873. 『CODE46』 春声@ [URL]  2004/12/03 (金) 13:08
M・ウィンターボトムの描く映画は、突拍子もない設定や人物たちが出現するので、戸惑うことがたびたび。かと思うとイギリス文学の名作『日陰のジュード』の映画化に取組んで素晴らしい映画を作ったりしています。一癖も二癖もあって、曲者だなあという実感です。その彼の新作『CODE46』を観賞。2004-12-2シネテリエ天神。
近未来という時代ですので種々の環境や状況や制約などがからみあっていて、映画を観ているうちに大よそのことはわかるけど、そのての設定のひとつひとつまで細かに理解してストーリーを追えるというものでも私にはなかったです。
例えば都市間の移動は限られた人物に限定されているという設定、法に定めた規則の違反者は限定された都市以外に追放されるとする設定、社会秩序の維持の為そのシステムを脅かす可能性があると判断された人間の記憶は政府の手により抹消されるという設定、その他にもろもろ。その代表がCODE46なる法律。
ぎれもないSF映画で、こんな世界の男と女が“禁断の愛”におちるという物語。“近未来”ということで、男と女の性愛にしても、ストレートでシンプルなものではない。
現実の21世紀の恋愛や性愛と同じ感覚で理解しようとしても駄目。そこらへんの詳細は深く考えないことに−−。
なにゆえの”禁断の愛”なのでしょう?
それがM・ウィンターボトムがしかけたサイエンティック・フィクションの技です。そしてこの仕掛けがうまく成功して、普遍的な”愛”の映画になり得たのではないでしょうか。
遺伝子の同一性とか言われるとこちらはひるんでしまいますが、サマンサ・モートンとT・ロビンスの愛については、ただそれがこの“近未来”においては“道徳的にも”“法律的にも”“否定されるべき愛”だったのだ――ということを知るにとどめることに私はしたい。それだけで、ラストの悲哀も深まるし、それでいいですね、私は。
荒涼たる砂漠、“外の世界”に放り出されたサマンサの嘆き“会いたい、会いたい”という嘆きが哀れです。
続編として物語が紡げそうです。
あくまで古風な悲恋の物語に感じました。対象を砂漠の真ん中にとっての強烈な描写で“愛”を描いた映画として、かつて『情婦マノン』という1949年のフランス映画がありましたが、思わずそんな古い映画のことを、この新しいSF恋愛映画を観ながら考えてしまいました。 



872. 『東京暮色』 シエスタのあじ塩  2004/12/02 (木) 23:33
 春声@さん、ご明察ですね〜(笑)あじ塩のまだ見ぬ憧れの『東京暮色』。
 なんといっても、私の一番好きな女優、山田五十鈴さんが「一生忘れられない」と言っておられる映画なんですから!
 ちょっと長くなりますが、川本三郎さんの『君美わしく』から、山田五十鈴さんのお話を引かせてもらいますね。

「『東京暮色』、いい映画でしょ。あれは一生忘れられませんね。
・・・小津先生、元気にぽんぽーんとどぶ板を踏んでくれっておっしゃるの。おかしいな、娘が死んだあとにそんなに元気なはずはないんだがと思ったけど、小津先生のおっしゃることだから、ぽんぽーんと飛ぶように歩いていった。それで飲み屋に行って『おじさん、前のどぶ板まだ直さないの』っていわせるんですよね。それで、おじさんがうしろを向いて、お燗をしながら『ええ、もういつまで経っても直してくれないんですよ』っていうとき、わたくしは手をぐうーっと握りしめると、その手のアップなんです。これだけで娘の死んだことの辛さ。手なんですよ。『常識的な芝居はわたしの映画ではしないでください』って、それがあたしの今日に、いちばん役に立っている言葉です。ま、なかなかできませんけどね。でもいつかはそういう芝居したいなと思います」

 見たくて見たくてうずうずしているのですが、それにしてもこの上映スケジュール、仕事がある人は見るな、と言わんばかりで・・・



871. 再映『誰も知らない』 春声@ [URL]  2004/12/02 (木) 09:00
あじ塩さんの感想文がHPに出ている『誰も知らない』の再映が今月Solariaであります。12月4日(土)〜10日(金)。
その翌日11日からは”小津安二郎&原節子”という冠で、シネサロンパヴェリアで小津作品が8本。なかでも『東京暮色』というのは山田五十鈴、有馬稲子が出るちょっと暗い感じの映画です。そういう暗さもあってか失敗作だとの世評が公開当時にはなされたのですけど、非常に評価する人もいます。春声@も非常に好きな映画でして、有馬稲子のアプレゲール振りがなかなかです。
あじ塩さんあたりに観ていただきたいなと−。12/20&21です。



870. 『ハウルの動く城』 春声@ [URL]  2004/12/01 (水) 22:31
2004年最後の例会・中国映画『チベットの女 イシの生涯』も無事11月28日に終りました。ホッとした今日、早くも12月。
アニメーション映画・宮崎駿の『ハウルの動く城』を観に行こうと誘われました。いい年をしたおじさん、どうなんだろう?『風の谷のナウシカ』くらいしか良いなと思っていないので。
???印は覚悟で観てきました。特に今回”色”を注意して観る心づもりがありました。←こういうふうに課題意識を持つのもまたいいもんだと思います。
風景、洋服など色彩が原色でなく紗をかけたような感覚で冒頭から気をひかれました。そういった意味で落ち着いた感じを受けます。声優が倍賞千恵子、美輪明宏で、どぎつくないし、耳障りでない。動きは”城”が格段にいい。というのはメカの動きというより、むしろゆったりしてユーモラス。現実に体験できる感覚としては、電車の連結部分の上部に鋼板を2枚重ね合わせているところがありますよね。あの部分の上にのっかてると奇妙な動きが身体に伝わってくるのを体験されることがあるかと思います。あのクニャクニャッとした感触、ハウルの動く城は。
ハウルってのは美形の王子様みたいな存在。相手になる少女ソフィーって子と好きあう仲になって、艱難辛苦を乗り越えて−−めでたし−−−−となるのかなあ−−といった筋立てです。
大団円にこぎつけるまでに枝葉のシテュエイションが千変万化。よくぞストーリーを組み立てたと感心しましたね。
ストーリー構想も監督が1人で考えるんですかねえー?
都市爆撃みたいな戦闘シーンで使われる”赤”が強烈。他が地味な色使いなんで。でも嫌な感じの”赤色”ではないのがいいです。
”火”の役になるキャラクターのイメージもなかなかユーモラスでよかった。他にハウルの城の手伝いのぼうや、かかしのキャラクターなど結構このおじさん楽しんできたことを白状します。
でもやっぱり、次から観る何十本かの映画は大人感覚のどろどろした映画を観たいというのが本音。
でも福岡映画サークル来年第1回の例会ってアニメーションなんですと!!




869. お疲れ様でした マグリット  2004/11/29 (月) 01:09
春声@さん
私も数日前現実の棚卸を終えたばかりです。これが見事に合わない。しかもかなりの数字が、であります。まだ本社には内緒。恐ろしい。
「チベットの詩」、とても楽しめました。あの風景だけで十分であります。しかし「我らのエキゾ」が「彼らの日常」でもある。
僧侶のサムチュと別れたイシがチャンバに合いに行くときに不意に現れた砂漠の高圧線は聖域と日常の境界なのでしょうか?
私も明日は境界線を越えて仕事場へ。
グルーミー・マンデーであります。

家に帰って家人から指摘されたことですが、昼食のラーメンに入れたニンニクの臭いが強烈であったらしい。映画鑑賞ならびに感想会の皆さんにご迷惑をおかけしたかもしれません。失礼しました。まあ今回も中国映画、中華のフレーバーということでお許しを。



868. 『チベットの女 イシの生涯』によせて 春声@ [URL]  2004/11/28 (日) 23:11
お天気で木の葉が燃えようが、誰かのクリスマス賛美が流れてこようが、えせロマンティスト春声@は、冷厳なる会員数の増減データを今も1時間近く、あれやこれやと記入、加算、プラマイいたしております。そうすると、世の中が浮かれ騒ごうとそういった現象の善悪を云々かんぬん致しますこともなく、数字の現実にひたすら、この世の”諸行無常”も感じられますし、”愛の痛み”とか”生者
必滅”←正しいか否か?などにも展開していける部分があって、結構、会員数という現実以外の、この世の中の現実が忘れられます。
こう言い切ってしまって、わたくしっていう人間は数字的人間だとさぞ思われるでしょうね?ええ、どう思われてもそれ以前に、”映画フリーク”であるという事実だけ押さえてもらっておけば、それで結構です。マグリットさんの本日の『チベットの女 イシの生涯』の一口感想、かなり、”欲張りなーーマグリットさん”って思ってしまいましたよ。更にその次の方の発言も強力なカウンターパンチみたいに私を襲ってきました。基本的”やわ”男、春声@です。失礼



867. 初冬 マグリット  2004/11/28 (日) 03:55
おやおや?いつのまにか掲示板の“燃える秋”もゆっくりと冷えてきてもうじき初冬ですね。“竹内まりあ”が歌う“Chestnuts Roasting on an Open Fire”というクリスマス・ソングの歌詞が聴こえてくる季節となりました。また世の中が浮かれ出すのだな。悪いことではないのだけれど・・・
私はといえば土曜というのに昨日は仕事。そのせいか気分がすぐれないのであります。



866. 非バランス マグリット  2004/11/21 (日) 02:10
本日(昨日)、2本の映画を観ました。といってもどちらも偶然にではあります。
一つめは深夜テレビで放映されていた邦画、“非バランス”。
何の気なしに深夜テレビの画面を見ていたら知らないうちに引き込まれてしまっていて最後まで観てました。良い映画です。といっても最初の三分の一位は見逃してしまいました。中学生の女の子の不安定な生活を描いた映画のようですがタイトルが“非バランス”。
「不均衡」ではなくて「非・均衡」。
“友達をつくらない”“ニヒリズムに徹する”というスタイルを貫こうとする主人公の女の子がオカマのキクちゃん(なんとテレビドラマのウォーター・ボーイズで駅長さんをやっていた人なのだ)に出会い再生していくというストーリー。
なぜか森田義光の「家族ゲーム」を思い出してしまいました。

よくよく考えてみると我々の生活というものは狭い日常の塀の上をバランスをとりながら歩いているようなもので、ふと我に返り足元をみるとゾッとしたりするのですが、まあそれもしかたがない、人類が二足歩行を始めたときからそのアンバランスを背負い込んでしまったのですから。
だから、我々は2輪を好んだり、高層の建築をブッ建てたりするのでありましょう。
実際、百地タワーを中心とするあの近未来的な建築群をみて想うことではありますが、基はといえばあそこは海であった。アスファルトを一枚めくると博多湾。いくら海底の硬い岩盤に基礎を打っているといわれてもねえ・・・
見上げれば空には太古の月。なかなかスリリングな光景であります。
というわけで「ヒト」は死ぬまでバランスをとり続けなければいけない。それを恐れてはいけない。ほんとに難儀なことであります。「オカマのキクちゃん」がとても良かった。

2本目は福岡市総合図書館はミニシアターの「燃えよドラゴン」
いやー、すばらしい。ブルース・リー、何度観ても良いですね。胸がスッとします。
あのような特権的肉体をフルに駆動させるにはかのような単純なストーリーがよろしい。
最前列のシートで観たのですがお隣にモーレツなニンニクの臭いを発する方がお座りになっていたので中華のフレイバーもみごとに効いてなかなかではありました。




865. 『隠し剣 鬼の爪』 春声@ [URL]  2004/11/20 (土) 20:20
『隠し剣 鬼の爪』 2004年松竹 山田洋次監督 
原作:藤沢周平「隠し剣尾鬼の爪」「雪明り」
脚本:山田洋次/朝間義隆 撮影:長沼六男 
出演:永瀬正敏 松たか子吉岡秀隆 小澤征悦 田中泯 緒方拳
幕末。愛に生きる侍がいた−東北海坂藩の平侍片桐宗蔵。
人のさだめは変えられますか−宗蔵の家に、母の生前、奉公にきていた百姓の娘さえ。
なにもなければ侍世界の義務・役目をこなしていくかのような男宗蔵、ゆえのない人の世の冷たさに苦しむ女“さえ”。
宗蔵に救われることで不幸でない生活を知る女“さえ”。
宗蔵は侍としての役目から1人の男と斬りあう破目になる。
死ぬか生き残るか、師匠ゆずりの秘隠し剣鬼の爪。
彼が斬り殺した相手の妻の女としての生きざま、死にざまに立ち会うことで、片桐宗蔵の意識がさらに変革していく。
豁然として、悪辣を凝らすべく再び秘剣鬼の爪をもって、上役役人を成敗する。それは許されぬ侍世界での行為だった。
世の不合理を知り、立身出世を投げ捨て宗蔵とさえが北海道の地へと、旅立っていく。男性主導ではあります。
最初の剣戟、果し合いの一瞬間の描写は藤沢周平の筆ではたった3行。次に上役役人を城中の廊下で刺殺する一瞬間の描写は藤沢周平では2行、“匕首(あいくち)は堀の胸を刺し、擦れちがったときには、懐の鞘にすべりこんでいる。刃の上に一滴の血痕も残さないのが、秘剣の作法だった。”
これを脚本にしたのが山田洋次と朝間義隆。映像化が山田洋次。
原作の二つの短編を読んだ今、この映画の面白さに気がついた。
剣戟についてたったこれだしかなされていない男宗蔵。
結果として、男2人を斬り殺してしまった宗蔵。
そんな宗蔵の“愛に生きる様”をも描く映画であってみれば、ごたごたとした描写はできないでしょう。
剣戟シーンが少ないなんて不満も、おかど違いでした。
松たか子が実家で健康そうに生活しているのを訪問して、2人で生活することを決心させる。勝負がはやい。
“さえ”の健康な身体が宗蔵のかたわらで嬉しそうによりそう。
「映画の世界も時間で決まる、人の命は長くない。」
拙感想文のキャッチと致します。



864. 中国映画『女神』 春声@ [URL]  2004/11/20 (土) 14:07
中国映画『女神』1934年 モノクロ サイレント 82分 中国電影資料館所蔵 2004年11月19日 福岡市総合図書館映像ホール・シネラにて観賞。当日配布資料を参考に。
ウー・ヨンカン監督(脚本・美術も担当)出演:ロアン・リンユイ リー・チェン他
公開当時中国で、中国映画この年最大の収穫と高い評価があった。“母もの”映画を思わせるメロドラマ。
戦前の中国映画を代表する伝説の女優といわれ今も人気の高いロアン・リンユイという女優が母親役を演じる。
以下「キネ旬・中華電影完全データブック」を参考に5行。
彼女は翌35年『新女性』なる左翼映画運動系の映画に出演したあと、睡眠薬自殺。遺書に「人の言葉はおそろしい」と記していた。中国社会に苦しむ女性のいくつかの典型を演じて無数の映画館客の支持を得ていただけにこの人気女優の突然の死は大衝撃を与え、その葬儀は数十万人とも言われるほどの人々に見送られ行われた。
(感想)92年のスタンリー・クワン監督の『ロアン・リンユィ 阮玲玉』では、30年代中国映画界の様子なども描かれ、2人の男をめぐっての私生活と同時に、公的な関係に翻弄され、マスコミによる暴露騒ぎにに巻き込まれ、疲れていったかが描かれていたのを思い出しました。ちなみにこの時代は日本軍が中国進出図た時代でもあります。
画面が時々、小津安二郎戦前の暗黒街もの、特に『非常線の女』などとよく似た感覚になる。これを強く感じました。で、『非常線の女』の製作年をチェックすると、なんと1933年。その翌年に中国で出来ている映画。
ロアン・リンユイ(阮玲玉)という人、とびきりの美人女優とは自分は思わないが、面立ちがどこか日本の淡路恵子と似ている人だ。暴力団の男の描き方はやや滑稽なほどでこれは仕方ないか。母親が街娼だから”あの子と遊んじゃいけない”という言葉に傷つく幼い男の子や彼が入学する学校の教育者の描写でも、当時の中国の一部の状況を知ることが出来てよかった。



863. 中国映画『大いなる路』 春声@ [URL]  2004/11/18 (木) 21:56
この中国映画は1934年の映画ですから今から70年前の中国の無声映画。サウンド版で、効果音と音楽はついていますがセリフ無しで無声映画特有の字幕(中国語)が挿入されています。
中国映画サイレント期を代表する監督(スン・ユイ)の代表作のひとつだそうで、都会で仕事にあぶれた若者達が、道路工事をするうちに、仲間同士で連帯し、建国への向かって前進する様子を題材にしています。そんな青春ドラマ。明確にはされていませんが映画中、”敵軍”としてあるのは日本軍のこと。ここまでの解説はシネラで当日配布される資料を参考にしました。
航空機からの機銃掃射によって若者たちが沢山死ぬシーンが最後にあります。トップシーンでは、ミュージカルかと間違えたくらいの”歌”が労働歌として歌われますし、そんな劇中歌”開路先峰歌””大路歌”は当時の中国で盛んに歌われたものだそうです。古い映画(クラシック)を観賞する場合、自分の生年を目やすにするのは自分的にはわかりやすいです。これは私が生まれる前に作られた映画。さすがに古めかしいのはどうしようもありません。ストーリー設定だけがすごく初歩的っていうか、幼稚とも言えるでしょうか。ただカメラのピントが随分きちんと合っていてシャープなのはびっくりしました。



862. 右か左か マグリット  2004/11/18 (木) 01:44
「ズルッと転ぶと心臓にダメージが大きい左コーナーを好むのは何故か?」という議論がバイク屋さんではあるのですが、やはりここはそれより古層の習性を考えるべきであるようですね。人は敵をあるいは危険を前にすると心臓部の左側を一歩後方へずらして防御する。自然に人は左廻りのスタイルになるようです。
普段忘れておりますが「心臓」というのはかくも大切なものなのですね。暑い厚いとパタパタと団扇で風を送った夏も嘘のように過ぎ去りましたが、この冷却法により、人体は「空冷」のみであるとばかり思いがちであります。ところが意外にも人の体は“リキッドクール”「液冷」なのであります。心臓が送り出す血液が全身を循環し体表では高すぎる熱を冷却する。したがって電気カーペットの上の「死体」は火傷をするそうです。
そのようなネタのミステリー小説だか映画だかがあるそうです。

春声@さん
30~40年前、人はポジションを明確にしなくてはいけない時代だったような気がします。
「白か黒か。右か左か。有か無か。あれかこれか。どちらか一つを選べ。選ばなければ殺す。しかも沈黙はならぬ。」
我々は常に詰問されていたような気がします。現在が良い時代なのかそうでないのかはわかりませんが、「ひょっとして我々は鹿鳴館でダンスを楽しんでいる」真っ最中なのではないのか?とときどき思うのであります。

右か左か、この二分法はやはり不快だな。



861. 『草の乱』 春声@ [URL]  2004/11/18 (木) 00:19
明治維新1868年、秩父困民党事件1884年。
2004年:秩父事件120周記念年。
『草の乱』2004年 監督神山征二郎 出演:緒方直人 藤谷美紀 杉本哲太 田中好子 林隆三他 ボランティアエキストラ8,000人シネサロンパヴェリアにて。2004-11-17観賞。
この事件をテーマにした歌を歌手梅原司平の“歌”として何年か前に太宰府公民館で行われた梅原司平コンサートにて始めて聴いてすごく好きになりました。カセットテープを購入しました。それ以来秩父困民党事件なるものがあったことだけは知ってはいました。
なにしろその”歌”がすごくいいなと思ったのです。
「秩父困民党事件」なる本もその後書店で購入して何時の日にか読もうとは思っていました。実現はしていません。
参照したいと考えて先ほどデスク周りを探したけどいずこかに隠れてしまって駄目でした。もうひとつ映画とも直接無関係ですが、埼玉県秩父市のいわゆる秩父連峰のうちのひとつ、1051mの山をひとつだけ登ったことがあります。くだりがけ、セメント鉱山らしき白っぽい採掘現場が遠くに見えたことなど思い出します。
あれは10年も前のことか、東京一人旅での一日山行でした。
映画と関係のないことをグダグダ書いて申し訳ないです。
井上伝蔵という主人公が蜂起にいたる経緯や、彼をめぐる周辺のリーダーの群像、結局は不首尾に終わる彼等の結末などをパノラマみたいに概観できるといった意味で、この映画は価値ありと思います。興味があれば更に調べることなど自分で可能でしょうし、資料など沢山出ているようです。年表を見ていたら、同年に加波山事件というのも起こっています。これも聞いたことだけはかすかにあるけど詳細は知りません。同じ年には東京では“鹿鳴館でダンスが盛行した”とありました。 “この映画の中の人物の立場にもし自分がいると仮定して自分ならどういう行動をとるか自問自答してみるといいでしょうね”とは、一緒に観た人の感想です。私なんかさだめし農民のなかの1人という立場を仮定するとして、さてどうするか?どうも考えたくない“仮定”ではあります。




860. 心臓 ハート*** 春声@ [URL]  2004/11/16 (火) 09:29
方向音痴というのがあって、自動車を運転している時に、反対方向に進行していくことがある。福岡方面に帰るつもりで日田の方面へ走りだす(運転)なんてことがたびたび。また市内でも、道がわからなくなった場合、自動車では特に、まず右に角をまがろうとしない。ひたすら左左に曲がっていって、なんとか脱出しようと試みる。右折にはかなり”冒険心”を必要とする。これは自己防衛本能特に心臓をかばう本能だと以前から思っている。
一連の”左・右”ツリーに若干関係のある状況がが山田洋次監督の新作映画隠し剣 鬼の爪』に剣法として出てくる。
心臓の位置と関係があるはずだ、たしか。
音楽の演奏会で指揮者やその他でも海外のゲストが右手を胸の前左方にあてて頭を下げ気味に、儀礼のしぐさをする。宗教的意識というより”心”から感謝するくらいの所作であろう。フォーカス映画祭で、スリランカかどこかだったと思う女性映画人に、ちょっとした会話をした後、右手を出して下方に伸ばしいわゆる日本人に対してやる”要件は済みました。どうぞどうぞご自由にお引取り下さい”みたいな意思表示をしたら、”握手を求めているんだ”と思われたらしく、件の女性どんどんこちらに寄ってくる。これはいかんと思って、とっさに右手を心臓のあたりに置いて、頭をさげた。やっと解ったらしく、向こうもにっこり笑って別れてくれた。失礼失礼。そういえば、いつも別れは−−−ぎごちない!
滅法きびしいのもあって−−なんのことです? いやなに−−。



859. 反時計回り マグリット  2004/11/16 (火) 01:54
唐重郎さん
左回り、ひょっとして地球の自転と関係があるのかも・・・南半球でも事態は変わらぬのでしょうか?
私、警備員の講習を受けたことがありますが、そのときの印象的な話。
「巡回は、特に深夜の巡回は建物の内周は時計回り、外周は反時計回り、で行う」
何故だか解りますか?
そう、心臓を保護するためであります。角を曲がるといきなりブスッと・・・なんてことが無いとはかぎりませんからね。

春声@さん
私のバイクは現実からの、あるいは日常からの逃走用ツールであります。そこがゲバラと違うところであります。でも正しいロード・ムービー的バイク使用法としてはパラノイアよりスキゾフレニア。私のほうがオーソドキシーであるような気がします。



858. 左回り 唐重郎 [URL]  2004/11/15 (月) 23:25
1ヶ月前に朝日新聞に投書が載っていた。私たちは、小さいときから、「人は右通行」って教わったのに、地下街や駅では、人は左通行をしている、おかしい---っていう内容でした。朝日新聞の回答は、人間は左利き右利き関係なく、「左に寄る習性がある、これは万国共通」ということでした。天神の地下街、博多駅、みんな左側を歩いてますね。左の壁に寄りたがる習性があるらしい。左に心臓があるから---と言う説もあるらしいが、解明されていないという。

陸上競技のトラック競技はなぜ、左回りなのでしょうか?」

それは、国際陸上連盟(IAAF)が1913年(?)に決めたルールに基づいています。それまでは、右回りの大会も多く、オリンピックでも右回りで開催された大会がありました。しかし、選手の間からは、右回りではなにか不自然という声が多く上がり、左回りに統一されたようです。

解明されないことも世の中ある。

 



856. 『モーターサイクル・ダイアリーズ』 春声@ [URL]  2004/11/15 (月) 22:14
『モーターサイクル・ダイアリーズ』2004年イギリス・アメリカ
原作:エルネスト・チェ・ゲバラ「モーターサイクル南米旅行日記」(現代企画室刊)127分
監督:ウォルター・サレス(『セントラル・ステーション』)
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
2004年11月14日 KBCにて。
スペインとアルゼンチン出身の二人の青年が南米大陸の縦断をバイクで試みる。1950年代始めのこと。2人のうち若い方の青年こそ、のちの革命家チェ・ゲバラの若き日の姿であった。出発直後はまさしくバイクでの冒険旅行だったのに、2人が原住民の置かれているつらく苦しい搾取の状況や差別の実態を体験していくにつれ、特にゲバラ青年の意識の中になにかが芽生えていく。医学を修めたということで、ペルーやヴェネズエラあたりでは、ハンセン病の病棟に住み込んでの医療に従事する様子が感動的な筆致で描かれる。
この監督はそういえば『セントラル・ステーション』でも、ロードムービー風な旅の映画を作っていた。きっとそういう風に動き回って映画を撮っていくことに特別な思い入れのある監督なんだろう。
中南米はスペインの植民地だったことから言語もスペイン語なので、この映画は自分にとって必見ではあった。Vale,Vale!!



855. LDでオペラ 春声@ [URL]  2004/11/15 (月) 07:57
福岡市総合図書館のミニシアター−マグリットさんもあそこでオペラ鑑賞。お金はいらないんで時間がある時、曲目を選んでいけば
実にいいですね、こじんまりとしてて。
9月にモーツアルトのオペラ4曲中3曲をLDで観賞できました。
都合が悪くて「ドン・ジョバンニ」だけは機会を逸しましたが、「後宮からの逃走」「魔笛」「フィガロの結婚」の3曲バッチリ。
歌い手にフィッシャー・ディースカウ、キリテ・カナワ、など連なっていました。たまさか福岡にオペラの上演がきたって、チケットを購入して会場に行くってのはそうそう出来る状況ではないので。その意味でもNEWSのリーフは毎月必携でしょう。
今後とも情報があればご教示ください。



854. Casta Diva マグリット  2004/11/15 (月) 01:47
春声@さん
マリア・カラスではないけれど、私、本日、オペラを観て来ました。といっても福岡市総合図書館のミニシアターでの上映です。シュトラウス作、カルロス・クライバー指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、歌=エーベルハルト・ヴェヒター、による「こうもり」。
なんの興味も無かったのですが、雨が降ってきたための暇つぶし。いやー、油っこかった。
フライド・チキンとボローニャ・ソーセージとミンチカツとイカ・リングとサーロイン・ステーキとをいっぺんにたいらげたような脂っこさ。“Casta Diva”でうがいしたいところでありました。もっとも半分くらいは眠っておりましたけれど。

そういえば福岡ネットで唐重郎さんの気になる書き込みがありました。
「明治維新までは日本人は馬に乗るとき右側から乗っていたと。西洋乗馬が取り入れられてからは左から乗馬するようになったと。そういえばいまでは自転車も左から乗ると。」

“どうして右コーナーは曲がりにくいのか?”ということがバイク屋さんでしばしば話題になります。交通法規説(バイクは左側通行のため左コーナーは常にタイトに曲がる習慣がある)。人体ハードウェアの非対称説(利き手利き足、利き脳)。バイク自体の非対称説(アクセル、ブレーキ、クラッチなどのペダル、レバーの位置)。等等です。
このコーナリングの非対称感を克服するためにライダーは8の字を描くのであります(左右両コーナーを均等に曲がれるように)。

確かに練習すれば左右どちらのコーナーもそんなに差は無いような気がしてきます。先天的なのか後天的なものなのか、いまだに謎であります。

以前観た映画の中で統合失調症の天才数学者が自転車でくるくる描いていたのは“8の字”ではなくて“∞”でありました。

明日からは私も“清らかな心”で“無限”を描くことにしよう。



853. 『2046』 春声@ [URL]  2004/11/15 (月) 00:02
”香港映画が元気がない”って書いたのは3日前だったんですが、香港にその人ありのウォン・カーウァイ『2046』を観てきたばかりの今日、元気がないところか、ウォン・カーウァイが相変わらずの流麗さで、元気、達者なものです。前言をウォン・カーウァイについて取り消させて頂きます。俳優陣がいずれ劣らぬ大御所ばかり。トニー・レオン、コン・リー、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、チャン・ツィイーなど。 フェイ・ウォン、木村拓哉の二人の俳優は名前は聞いているようですが私は初めて見る人。ストーリーがSF仕立てのような感じはカーウァイ流映画の流儀でしょうか。難しく考え込まずにないで場面場面を楽しむことにしました。
要するにトニー・レオンが演じる”いい男振り”の過去の女性との結ばれぬ恋の行く末、決着することのない”愛”の物語なのでしょうか。
流れるようなきれいさで描かれる映画として受け止めました。
格好いいいし女性は魅力的。音楽はかつてのどの映画かでよく聞こえていた”シボネー”や”パーフィディア”。キング・コールの”Sway”も。それになんと“CASTA DIVA”が嫋嫋と流れてきて―。
ひょっとしてVersionはマリア・カラス?クレジットで読めず、パンフに歌い手は書いてない。お解りの方、ご教示ください。
2004年 香港・中国・フランス・イタリア・日本合作 130mins.



852. 『オールド・ボーイ』 春声@ [URL]  2004/11/11 (木) 22:10
韓国映画『オールド・ボーイ』は2004年カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞作品なんですね。審査委員長のタランティーノが熱狂的に支持したという−−−成る程観てみたら、さもありなんと思いましたね。タランティーノ好みでしょう、この作りは。
えらく抽象的というか、複雑な作法で、洒落ているとも言えるし、自分流儀の解釈で”これでいいんかな?”とやや不安。”ほんとにわかったのかいな、おれ!”てなラストです。俳優が最近韓国映画でよくみかける男優、この前観た『パイラン』にも出ていました。
この俳優の名前がしりたい。検索、検索→チェ・ミンシクでした。
『シュリ』に出ているということ。出てました?
監督は『JSA』のパク・チャヌク 『JSA』とはまったく作風が別。
いやいや、こんな映画もついに韓国映画に登場してきましたか。2〜3年前に『カル』というミステリー映画があってこの時もかなり高踏的な映画の作り方でびっくりすると同時に結構面白く感じたのですが、今回の『オールド・ボーイ』も私は結構楽しみました。香港映画が元気がないのに、韓国はいやに頑張っていますね。



851. 無常 マグリット  2004/11/09 (火) 02:19
春声@さん
おや、タイトルは「無常」でありましたか。よくよく考えてみると「無常」ですよね。なにせ主人公はお寺の坊主。どうして「熱情」などと想いこんでしまったのでしょうか。BGMのせいで「ソナタ・アパッショナータ」なんて言葉がちらついたためかもしれません。
それにしてもよく調べることができましたね。脱帽であります。他の映画のタイトルにも当時の「気配」がうかがえます。まだまだ「アヴァンギャルド」が有効な時代でありました。まだまだ「書」が「捨て」られていなかった時代でもあったのであります。
そして現在、世界は「インタラクティブ」。本質は変わったのか変わらぬのか。
私はあいもかわらずのらりくらりと「ランダムな意志のスタイル」であります。



850. 『赤い河』 春声@ [URL]  2004/11/08 (月) 17:50
NHK・BS2 11/08放映 『赤い河』
アメリカ映画にハワード・ホークス監督『赤い河』という名作があるんですけど、実はこれを観ていなかった。何年か前、福岡市内でたしかフィルム版のリバイバル上映もあったような気がします。
1948年製作。ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフト、ウォルター・ブレナン。
テキサスからミズーリまで1万頭の牛を運ぶキャトル・ドライブ。男の友情、牛の大暴走(スタンピード)、渡河、鉄道開通など、モノクロ・スタンドードであるからこそか、かえってきっちり描かれた西部劇。モンティー(M・クリフト)はその後、ぐっと細面(ほそおもて)になり、憂鬱そうな表情が特徴になったと思うんですが、この映画では、顔も丸みを帯びた健康そうな青年カウボーイ。
ストーリーとしてもJ・ウェインとM・クリフトの2人、もともと身内同士という設定なのに、人生観・生き方のちょっとした違いから話半ばから行動を異にし、殺し合い寸前までいく。そこは西部劇、仲をとりもつ女性が登場してのラストが泣かせてくれます。
充分にテレビ画面で楽しむことの出来る”懐かしの名画”ではありました。



849. Re: 珈琲時光 春声@  2004/11/08 (月) 09:29
実相寺昭雄『無常』です。1970年ATG。”旧家を舞台に繰り広げられる近親相姦を素材に、日本的風土の根底に横たわるものはなにか、無常とはなにか、罪とはなにか、といった問題を、濃密なエロチシズムとディスカッションで描いたもの”との解説が本に。
この映画の場合姉と弟。弟役(田村亮)の青年は仏像の魅力にとりつかれ、そんななかで−−というはなし。この年の前年に吉田喜重『エロス+虐殺』、70年大島渚の『東京戦争戦後秘話』、黒木和雄『日本の悪霊』、松本俊夫『修羅』そして先の『無常』、翌71年に寺山修司『書を捨てよ町へ出よう』、大島『儀式』、吉田『告白的女優論』。『あらかじめ失われた恋人たちよ』は、なんと田原総一郎が清水邦夫との共同監督で作った映画です。日本映画においてきわめて特異な作品が連続してますよね。
新宿騒乱罪、よど号のっとり事件、成田闘争と続いていく時代。
なお国会議事堂前での全学連デモで、女子大生が亡くなったのは、その10年前1960年のことです。




848. 茫茫 マグリット  2004/11/08 (月) 00:34
本日は南へ、ついでに大野城は“まどかぴあ”を覗こうと思っていたのですが急遽、西方より野暮用入る。帰りはいつもの海岸沿いを。ヘルメットがボウボウと風を切る音を聴いてきました。



847. 珈琲時光 マグリット  2004/11/07 (日) 11:08
今朝も良い天気。珈琲がおいしい。福岡ネットに唐重郎さんがビスケットの語源を載せておられました。コーヒーブレイクにはぴったしの話題だったので思い出してしまった。(OS入れ替えてみなさんのアドレスが飛んでしまったということもあってしばらくはリード・オンリーに徹します、失礼)
只今のBGMはバッハの「無伴奏チェロ組曲」たまにはこういうのも静かでよろしいね。
そんなとき突然30年前に観た映画が甦ってきたのであります。
田村正和の弟で田村亮?主演のATGっぽいモノクロの映画で田村亮はお寺の坊さんの役でありました。なんでそんなことを思い出したかというと、その映画のBGMがバッハの「無伴奏ヴァイオリン・パルティータかなにかだったと記憶するのであります。
映画のタイトルは「熱情」とかなんとか・・・どんなテーマだったのかはもう忘れましたが、近親相姦のシーンだけは鮮明な記憶が残っております。
当時は凄く衝撃的に受け止めましたが今観るとどんな感じがするのだろう。ちょっと気恥ずかしい感じがするのかもしれない。

外は良い天気。



846. 福岡映画サークル04年国民文化祭に出品 春声@  2004/11/05 (金) 20:08
毎年”国民文化祭”が各地回り持ちで開かれていて今年は福岡県にそれが廻ってきました。大野城市という福岡市の南に位置する市に、”まどかぴあ”という文化施設があり、そこを会場に11月6日(土)7日(日)と”まどか映像祭”が開催されます。
福岡映画サークル協議会は、正式に委員としての参加要請もあり、実行委員会に加わり、他の方々と一緒に企画の検討などに加わってきた経緯があります。「ぼくらの”シネマ活動”展」というタイトルのもと、今迄福岡市を拠点に行ってきた映画上映・観賞活動の様子”を会場一角に展示しています。
県内の他団体にも一定限およびかけさせてもらいました。
日程の問題もあって結局、オフィス・ヌーヴェルヴァーグ、北九州映画サークル協議会、福岡映画サークル協議会の3団体だけの展示にはとどまりました。
6日(土曜)は13:00〜17:00、7日(日)は10:00〜17:00という時間帯に、2階小ホール前のロビーが展示会場です。
今迄に作成してきた機関誌やチラシや、写真、年表などをディスプレイしています。
同じまどかぴあの会場では篠田正浩講演会と映画『沈黙』上映、『デブラ・ウィンガー』上映&トーク(和久元みさ子・古山和子)『ウィンニング・パス』、『男はつらいよ』第1作、弁士つき無声映画、”ドラえもん”、”アンパンマン”、”ガンダム”、”ウルトラマン”などの上映、その他映画関係の催しが各々の日程に従って上映されます。
時間のある方、近郊の方など、おでかけくださいませんか。
すべて入場料は無料ということです。



845. 時が流れる お城がみえる マグリット  2004/11/04 (木) 00:38
そういえば秋は大学祭の季節でもありますね。35年前、九大フィルに楽器を借りに行った時のことであります。六本松キャンパスの中、ケースに入ったコントラ・ファゴットを友人と二人で運んでいたら私服の刑事さん二人に立ちはだかられ「ちょいとコレ開けてみてよ」なんて言われたことを思い出します。そういった時代だったのですね。

当時は、若松孝二、大島渚、などが全盛の時代だったようなきがします。



844. 告知させてください 九州大学映画研究部  2004/11/03 (水) 20:02
 11月18日から21日まで学祭が行われ、映画部は六本松キャンパスN110教室で上映会を行います(18日のみ午後から)。都合の合う方ははぜひいらしてください。
                
 



843. パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム マグリット  2004/11/02 (火) 01:49
おや、紅葉。秋も中秋から晩秋へ。ビッグ・バンの高温高圧から次第に冷えてゆく宇宙のようにわれらの時も冬へと向かっておりますか?
この季節になると脳内のBGMはサイモンとガーファンクルが流れ出すのです。「冬の散歩道」なんて曲のタイトルのせいでしょうか。
「スカーボロウ・フェアへゆくのか?」という歌詞ではじまるあの清らかな歌声に対峙できる映像が最近無いような気がいたします。世の中が濁ってきたのか私が曇ってきたのか。
せめて今年のクリスマスのサイレントな夜には「7時のニュース」を流すことにしよう。



842. 『珈琲時光』 春声@  2004/10/31 (日) 22:27
今様『東京物語』なのかな?これ。監督ホー・シャオシェンはそう自認しているよう。うまいですよね、流石。
小津安二郎監督との関連はこの際言いいません。

一青窈”おねえさん”が妙に存在感があるようでないようで−−
あんな女がいるのかいな、いないのかいな、少なくともホー・シャオシェン映画の中には確としてイメージ化されていたんだが。
そうフィクションなんっだ、映画って。−−とこう言ってしまうと鎌仲ひとみさんには怒られそうだが。
”私は劇映画は作る予定はありません”と、パシッと言い切る記録映像作家ですから彼女は。
でもって『珈琲時光』。コーヒーののみっぷりより”牛乳嗜好”が、かなり大幅に”志向”されていたと−−−。

下世話だねえ>自分



841.  唐重郎 [URL]  2004/10/31 (日) 21:50
この数日の月は綺麗でしたね。秋の夜空、だんだん空気も澄んできて、澄んだ空気に煌々と光る月が美しかった。この間スナツクに行って椅子に座ってママさんにビールを注いでもらって、何話そうかなって思って、「今日の月、綺麗ですね」って言ったら、ママサンも「私もさっき月を見たんですよ、月を見てて良かったですね、話が出来ましたから」

星の話は出来ないが---取り立てて遠くに旅に行けないけれど、夜空ぐらいは見上げて、自然を味わいたい。

パソコン壊れたら自宅でなんにもできない。私のパソコンももう5年、そろそろ新しいパソコンもほしいと思いながら、まだ動くし、余裕もないし、このパソコンがんばってほしい。再インストールは空しいですね。私も一度やりました。



839. ムーン・レイカー マグリット  2004/10/31 (日) 19:13
ふーっ、やっと復旧しました。我が家のパソコン。この1週間ネットに接続できなかったのであります。そんなこんなで昨日はとてもよい天気にもかかわらず半日かかってOSの再インストール。開放されたのが黄昏時。あわてて自転車で街の中へ。路地から路地へ、暗くなるまでうろつきまわりました。桜の坂から警固の起伏の激しい路地を抜けるとそこは欅の通り。「おにいさん、寄ってかない?」とお月様のような顔をしたおばさんに声をかけられたのはある洋食屋さんの前、ふとみるとお店の中ではタンゴのライヴをやっておりました。ヴァイオリンとピアノとアコーディオンのトリオ。開店?周年記念ライヴかなんかだそうで、とてもよい音が表にながれてきたのですがポケットには150円しか入ってなかったのであります。アコーディオンがバンドネオンでなくて幸いでした。
後ろ髪をひかれる思いで大濠公園へ。とてもきれいな月が池の真上にかかっておりました。
池の中にはその月が映っております。どこかの民話に、池に映った月を見て村人たちが「大変だお月様が池に落っこっちまった」なんて大騒ぎしながら熊手かなんかでその月をすくい取ろうとする話がありましたっけ。このはなしの本質が「微笑」なのか「嘲笑」なのか「苦笑」なのかよく覚えておりませんが、なんか我が家のパソコンをめぐる状況に似ていないことも無い。「大変だ、メールが送受信エラー!」。そこでおちついて対処すればよかったのかもしれませんが4人が4人とも理由も解らずあちこちクリックしまくったので状況は最悪に。ことし2度目のリカバリーでありました。しかし、路地のロジック、月のロジスティックス、というわけで昨日はとても充実した1日ではありました。今日は・・・なにをしたのかさっぱりわからない、これまた良き無為の1日ではありました。

「ヒバクシャ」からもう1週間が経っていたのですね。
ひとが「愛」を叫べばそこが世界の中心になるのであれば、鎌仲監督はまぎれもなく世界の中心にいる方であります。カッコよかった。



838. 『ヒバクシャ』福岡上映会の報告とお礼 春声@  2004/10/28 (木) 21:50
福岡市男女共同参画推進センター主催のまつりアミカス2004参加企画そして福岡映画サークル協議会2004年第5回例会でもある『ヒバクシャ〜世界の終わりに〜』のシネマ&トークが10月24日、東京から鎌仲ひとみ監督を福岡市にお招きして、会員と一般参加のみなさんで、映画鑑賞と監督の話をじっくり聞くことが出来ました。会場に集まってくださったみなさん、そして会員のみなさん、実行委員会のメンバーともどもお疲れ様でした。極めてリアル、シビア、重大な問題をはらんだ記録映画ですが、監督の人柄を反映するのか、人間のひとりひとり、小さな子どもたちに注ぐ目のやさしさ、各地の人々に接する時にこもる愛情がそのまま画面に感じられるすぐれた記録映画だとあらためて認識できました。
監督も帰京されました。福岡はアミカス上映会のかたずけ作業、第6回例会への取り組み開始へと動いていきます。
早くも11月、12月と、足音が−−−



836. コスモス 唐重郎 [URL]  2004/10/23 (土) 12:16
このコスモスは綺麗ですね。縦一杯のコスモスは美しい。ちょっと郊外に出ると狭い範囲ですがコスモスが咲いている。キリンビールのところが見応えあるらしい。昨日の月も半月、半弦で天高くくっくり光っていた。



835. ハーフ・ムーン マグリット  2004/10/22 (金) 02:02
おや?管理人さんお久しぶりです。綺麗ですね。ここ数年、能古島のコスモスはごぶさたしております。行けない理由は無いのだけれど何故かごぶさた。
本日は、とてもレアルな半月でした。やはり月は子どもの頃のように、「本当に」満ち欠けすべきであります。手品のように。
消えた半分は何処へ?



834. Do Androids Dream of Electric Sheep? マグリット  2004/10/20 (水) 23:22
春声@さん
おっしゃるとおり、映画の「ブレード・ランナー」はフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」というSF小説。
映画の中で主人公のハリソン・フォードが酸性雨降りしきる近未来の都市の底、屋台でうどんをかっ込むシーンがありました。私はそのシーンが印象的で忘れられないのであります。
メルトダウン、「炉心溶融」。「チャイナ・シンドローム」なんて映画がありましたね。観てはおりませんが雑誌かなんかでの記憶があります。炉心が溶融して地球の反対側まで突き抜ける、なんてとんでもないストーリーではなかったかと思います。仮設としてはとても面白いです。
玄海町と福岡シティの距離は、チェルノブイリとキエフのそれと同じくらいなのではないでしょうか?



833. 電気羊?の夢 春声@ [URL]  2004/10/20 (水) 12:26
理科系の言葉で以下の3つがひょっこり頭に浮かびました。
1:アンドロイド、2:メルトダウン、3:臨界。
2と3は原子力に関係があり、1はSF小説の題名に使われた。これくらいです解るのは。
2、3は正確には特に理解できそうにないので、せめて3を調べるべく早川書房の書籍カタログでも探してみようかな−−−
酸性雨かな、今降っているのは? 風の吹く日10/20。



832. 酸性雨 マグリット  2004/10/19 (火) 01:13
雨、でしたね、久々の。帰宅途中、ガード下で合羽を着ようとしたのですがリュックの中にはその合羽がみあたらず。それにしても一月前とは大違い、濡れると冷えが体の芯から拡がってきます。降りしきる雨の、ネオンの夜の都市の底で震えていると「ブレード・ランナー」のハリソン・フォードになったような気分であります。なんとそばには屋台まであるではないか。
今夜は「電気羊」の夢でもみながら眠ることにしよう。



831. 期待の1作『CODE46』 春声@ [URL]  2004/10/17 (日) 19:57
秋たけなわ、良い季節です。映画館に置いてあるチラシにも、爽やかそうで、期待できそうなのがあって楽しみです。その中から−−
『CODE46』はマイケル・ウインターボトム監督の2003年の新作。サマンサ・モートン ティム・ロビンス共演
”禁じられても、もう、恋はある”近未来を舞台に描く、恋人たちの刹那の幸福−−−こういう惹句が書いてあるチラシ。
予告編もKBCで観ました。環境破壊が進み、都市部に密集した人口が徹底的に管理されるしかけの近未来。偽造事件の調査員と印刷所の女性労働者の間に生じた愛−−こんな映画らしいですがウインターボトムがどのように料理しているんだろう。面白そうです。



830. 旅に マグリット  2004/10/17 (日) 03:12
でておりました。もう1週間が経ったのでありますね。本日も朝から爽やかな秋晴れの良い天気。ベランダでコーヒーでも、などと思っていたら親戚の者からの急遽呼び出し。入院するやも知れぬというので付き添いで病院へ、最悪想定の第一段階は避けられて1週間後に再検査。本人が一番ホッとしたご様子、病院7階の喫茶室でドームや海を眺めながら朝食件昼食をご馳走になりました。
まあ、こういうのもたまには悪くはないな。
ここのところ平均睡眠時間4時間を継続中であります。我ながらよくもっているものだと感心いたします。2ヶ月で体重が4キロ減りました。朝が極度にツライこと以外は比較的快調であります。「貧乏暇無し」。悪循環なのだけれどまあお金もらいながらスポーツ・ジムに通っているとでも思えばよいのかもしれません。
しかし、もうここいらあたりでラテン諸国なみの経済破綻から脱出しなければ、いくら私が楽天的であろうとも精神に「影」が見え隠れしてくるというものであります。訊けばかのアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスは世界でも有数の「精神分析」が発達、普及しておる都市と言うではないか。原因は失業、そして離婚。いつまでも「トランキーロ」などとくちばしってはいられないのかもしれないような気がしないでもないはずなのであるが・・・まあそのことについては一年後にベランダでゆっくりコーヒーでも飲みながら考えることにしよう。なにしろ「秋の日はつるべ落とし」なのであるから。




828. 『父、帰る』2003年ロシア映画 春声@ [URL]  2004/10/13 (水) 20:55
残念なのですがベランダで珈琲とかの気持ち及び現実をまったく持ち合わせないし、ただひたすらやみくもにロシア映画を久しぶりに観ることが出来るっていう期待のもとパン4切れ持参&自転車でKBCへ駆けつけた昨日。
『父、帰る』2003年ロシア 
アンドレイ・ズビャギンツェフ監督(第1回監督作品)RENTV
111mins 出演:ウラジーミル・ガーリン イワン・ドブロヌラヴォフ コンスタンチン・ラブロネンコ ナタリア・ヴドヴィナ
観る映画の80%は”泣く”傾向が定着している私め、この映画では全く泣きませんでした。”そんことどうでもいい”とお叱りかもしれませんが、これは私にとって特別なことでした。映画鑑賞において画期的な現象です。私的にすぎる!すみません。奇妙な物語ではあります。ドラマでありながら、主要人物について彼らの行動の経緯とか、何故だとかの説明が一切ありません。珍しいですよね。
ただひたすら男三人(遠方から突然帰ってきた父、その息子二人)の行動を追う描写の連続。不思議な魅力が漂います。RENという活字が見えたからあの有名な REN FILM のスタジオで作られた映画なのかな?まだパンフを読んでいません。



827. ベランダ・コーヒー マグリット  2004/10/11 (月) 09:32
本日は、久しぶりに何の予定も無い朝。ベランダでのんびりと朝の珈琲を楽しみました。何倍も何倍もゆっくりと、遠くの山並みや近くの大学のグランドを眺めながら、とても美味しかった。秋はアダージョ、気温までもがゆったりとしたテンポで流れます。
まあ、たまにはこのようなスノッブな“肯定”も許されるのではないでしょうか?
夕方は“ゴスペル”のコンサートへのご招待。ありがたいことであります。




826. 機関誌 唐重郎 [URL]  2004/10/10 (日) 23:58
機関誌読んで頂きありがとうございます。編集部員の血と汗と奮闘努力の結晶です。たまに手抜きもありますが----良い機関誌にしたいと思っています。ご意見よろしくお願いします。内容のこと、レイアウトのこと、楽しい充実した紙面作りに会員みんなの協力で作り上げましょう。

みんなの機関誌に---機関誌への投稿をお待ちしてます。



825. 想い溢れて マグリット  2004/10/10 (日) 03:35
また思い出してしまいました。デルヴォー。すばらしかったですね。
絵画はあたかも写真のように世界を切り取ってはいるのですが、実はその細部にいたるまで作者の手により“偶然”が排除されている。つまり人の意識による必然のシステムを我々は観ている。
では映画は何かといえばそれは“組織された偶然”と言える。かつて寺山修司は「演劇とは偶然を組織したものだ」とかなんとか言っておりました。演劇ほどではないにしても映画の場合もそのようにいえるのではないでしょうか。例え監督が「芝生の緑が気に入らぬ」といってペンキで塗りなおさせたにせよ遠くの空を流れる雲の動き、あるいは役者の不随意筋の痙攣まではコントロールできない(写真も同じですね)。そこで映画や写真はある種の“いかがわしさ”をいつも身に纏うことになる。その“いかがわしさ”にわれわれは魅かれているのではないのでしょうか?

CINEMAP、拝見しました。月並みな感想ではありますが「手作りの感覚」がとても素敵です。みなさんの「想い溢れて」がコラージュされており下手な洗練など要らぬ模様であります。もっと「いかがわしく」てもよろしいのではないでしょうか?次号が楽しみです。



824. ポール・デルヴォー 春声@ [URL]  2004/10/09 (土) 21:17
ルネ・マグリットがらみでポール・デルヴォー。
折しも福岡でポール・デルヴォー展開催。10月17日まで。
買っていた前売り券で雨の土曜日の県美に。映画サークルの例会のチラシも毎回持参していますが今回すでにお願い済なので今日はそれを忘れて、虚心に美術展。白い女性像が多いんですね。幻想的なムードが、成る程”幻想世界へのひとり旅”。
デッサンを除く多くの裸体の中で、緑色のワンピースを着た”アン・スティネンの肖像”が好きでした。会場にはその絵を描くときにアン・スティネンなる少女が実際に着ていた服が展示してありました。少し太めのマネキンに着せてあって可愛らしかった。
もう一点気にいったのは”テラス”という絵での女性群像。
いずれの人物も垂直にたつ立像。色調は青を基調とした寒い感じ。
画家自身はイタリアでも描いたようですが、ベルギーの画家でして、基本的に”北の色調にはなる”と本人も言っているようです。
自分が持っている画集の第22巻”−シュルレアリスムの絵画−
にデルヴォーは4点”とらわれの女””眠れるヴィーナス””シレーヌの村””公衆の声”。このうち”眠れるヴィーナス”が展示されていたような気がします。デルヴォー展は以前市美にも来ているようですね。今迄知らなかった画家”P・デルヴォ−”。くるめいわしさんが言われた『去年マリエンバードで』の作家A・ロブ・グリエのとの接点もたしかに紹介されていました。世界が広がってよかった。マグリットさん、くるめいわしさん”どうも有難う”です。



823. 京都国際学生映画祭のお知らせ 広報スタッフ  2004/10/07 (木) 18:17
突然の書き込み失礼します。
この場を借りて第7回京都国際学生映画祭の告知をさせて下さい。

国内外の優れた学生映画を上映する国内最大規模の学生映画祭《京都国際学生映画祭》。
このたび10月9日(土)@京都会館第二ホールで行われるオープニングイベント(入場無料)を皮切りに、
10日(日) @キャンパスプラザ京都
11日(月・祝) @同志社大学寒梅館
の3日にわたり、第7回京都国際学生映画祭を開催します。
本映画祭メインイベントでは、コンペティションにおける最前線の学生自主映画、世界の学生自主映画、学生アニメーションなど未来の映画界を担う若手作家のさまざまな映画作品を一挙特集上映します。
映画界の著名人から学生監督までゲストも多数来場予定です。
こんな機会は年に一度しかない!今週末は京都国際学生映画祭へ!!

上映スケジュール、プログラム等は本映画祭ホームページを御覧下さい。
URL:http://www.consortium.or.jp/~kisfvf2004/

★お問い合わせ
第7回京都国際学生映画祭実行委員会事務局
TEL:075−353−9430
e-mail: the_7th_kisfvf_2004@hotmail.com


管理者様 不適切な内容の場合はお手数ですが削除願います。



822. CINEMAP マグリット  2004/10/06 (水) 02:29
シネマップ10月号、郵便屋さんならぬMさんの手により我が家へ。よくみるとかなりなヴォリューム、週末に熟読させてもらいます。ありがとうございました。



821. 韓国映画2本 春声@ [URL]  2004/10/06 (水) 00:19
北九の戸畑まで行って見逃していた韓国映画を観てきました。交通費の方が高かったですけど。料金は1本800円均一。マイカルの中の1つの部屋、縦方向が短いつまりシートとスクリーンの距離が短いという苦手の館。それを我慢すれば、映画自体は遠出した甲斐がありました。『パイラン』と『オアシス』。もっぱら後者を期待していたのに結果的に『パイラン』が良かったです。こちらのおはなしは浅田次郎の小説「ラブレター」と同じだと、偶然中で出会った北九の映画ファンが言っていました。パイランって、人(女性)の名前なんです。中国から親を探しに韓国にやってきたが既にカナダかなんかに移住してしまって探し出せなかったと少女という設定。演じる女優さんが素直な感じがよく出ていてなかなかいい映画でした。うらわびしい韓国の俗な世情が伝わってくるという意味では、両作品ともそうなんです。特に『パイラン』は一時期80年代かな?韓国映画−例えば『鯨とり』とか『旅人は休まない』とか好きな感触を持った一連の作品群が沢山出た−−−そんな時期の懐かしい韓国映画の感触です。
『オアシス』は『ペパーミントキャンディ』を作った監督の近作だというんで、福岡公開でも観賞予定に入れていましたが、今頃ようやく機会にめぐり合った。好き嫌いでいえば私は前作『ペパキャン』のほうがいい。『オアシス』については部分的に好きなエピソードはありますが−−−主人公の男は警察暑から逃走するリスクを冒してまで、女主人公のアパートの傍の樹木の枝を鋸で払い落とすという場面。
なんでこんな行動を主人公がするかというと−−−これは話せば長くなりますので−−−よければ映画を観るとか「ラブレター」を読むとかやってみてください。浅田次郎の小説を1編も読んだことがないので小説中にもこの場があるとは確実には言えませんが−−。ここが良いと思っただけで、あとは全編きつ過ぎました、私。



820. どらえもんスタンプ初回獲得者 春声@ [URL]  2004/10/05 (火) 00:58
福岡映画サークル協議会がひさびさ(西暦2000年以降初めて)に
100名台になるかという時点を迎えています。
本日1名の方にどらえもんスタンプを差し上げることが出来ました。提供者にご報告するとともに、新入会してくださる人、どうぞよろしくお願い致します。映画をこよなく愛し、福岡市で、営々と37年間の長きにわたって、自主上映活動を続けてきた映画観賞のサークル協議会です。



819. ひだるか マグリット  2004/10/03 (日) 23:25
おや、佐賀弁かとばかり思っていたら大牟田でしたか。私は有明海を挟んだ対岸の鹿島で育ちました。干拓の堤防では干潟からあがってきた漁師のおじさんが「きょうはあさからひあがりまでアゲマキばとりよったけん“ひだるかー”」なんて会話が交わされておりました。いやいやおなつかしゅうございます。

そいぎね。



818. Re: 映画「ひだるか」 福岡映画サークル協議会・遊子  2004/10/03 (日) 11:20
> はじめまして・・・
> 福岡と大牟田を舞台にした長編劇映画「ひだるか」の脚本・監督を
> 担当しています港健二郎と申します。
> 映画ぼ詳細は、公式ホームページ
> www.hidaruka.com
> をご覧戴くとして、この映画の特徴の一つは、京都在住の私と
> 埼玉在住のカメラマンを除いて、すべてオール福岡のスタッフ
> で撮影していることです。
> 地方映画が盛んだといわれていますが、このようなケースは、全国で
> も稀だと思われます。
> キャストも福岡や大牟田縁の俳優さんに多数出演戴いています。
> 例えば、劇中の福岡中央テレビの組合委員長役に福田健次さんと
> いった具合です。
>
> さて、その映画「ひだるか」は、7月23日の大牟田・大蛇山祭から
> クランクインし、9月30日、ベテラン俳優の星由里子さんと
> 入川さんを大牟田にお迎えして、映画の重要なドラマ部分を撮り終えました。
>
> 台風に泣かされ、実景など10月の撮影が、まだ
> 残っていますが、映画の製作も大きな山を越えました。
>
> 監督としては、ああ撮ればよかった、俳優さんに
> こう動いてもらえばよかった・・・と、反省の日々が続くわけですが、全体的には、かなりの
> 「手応え」を感じております。
>
> 撮影終了、編集、音楽入れなど、これから最後の
> ラストスパートです。
> 12月末には、完成。来年三月頃の大牟田・福岡での
> 完成披露試写会を予定しています。
>
> 福岡映画サークル協議会の皆さんの、今後のご支援を
> よろしくお願い致します。
福岡映画サークル協議会・遊子(ハンドルネームです)
私も大牟田出身なので、映画の完成楽しみにしています。
試写会の予定決まりましたらお知らせ下さい。



817. 映画「ひだるか」 みなと@ひだるか [URL]  2004/10/02 (土) 20:41
はじめまして・・・
福岡と大牟田を舞台にした長編劇映画「ひだるか」の脚本・監督を
担当しています港健二郎と申します。
映画ぼ詳細は、公式ホームページ
www.hidaruka.com
をご覧戴くとして、この映画の特徴の一つは、京都在住の私と
埼玉在住のカメラマンを除いて、すべてオール福岡のスタッフ
で撮影していることです。
地方映画が盛んだといわれていますが、このようなケースは、全国で
も稀だと思われます。
キャストも福岡や大牟田縁の俳優さんに多数出演戴いています。
例えば、劇中の福岡中央テレビの組合委員長役に福田健次さんと
いった具合です。

さて、その映画「ひだるか」は、7月23日の大牟田・大蛇山祭から
クランクインし、9月30日、ベテラン俳優の星由里子さんと
入川さんを大牟田にお迎えして、映画の重要なドラマ部分を撮り終えました。

台風に泣かされ、実景など10月の撮影が、まだ
残っていますが、映画の製作も大きな山を越えました。

監督としては、ああ撮ればよかった、俳優さんに
こう動いてもらえばよかった・・・と、反省の日々が続くわけですが、全体的には、かなりの
「手応え」を感じております。

撮影終了、編集、音楽入れなど、これから最後の
ラストスパートです。
12月末には、完成。来年三月頃の大牟田・福岡での
完成披露試写会を予定しています。

福岡映画サークル協議会の皆さんの、今後のご支援を
よろしくお願い致します。



816. 『去年マリエンバードで』 春声@ [URL]  2004/10/02 (土) 12:27
『去年マリエンバードで』の突然の出現。デルヴォー展との接点?1961年フランス/イタリア アラン・レネ監督
原作:アラン・ロブ・グリエ(50年代「文学とその方法」について論争を巻き起こしたアンチ・ロマンの作家)の未発表短編をもとに、シナリオでなく絵コンテを作りそれをレネが撮影していった。
白黒・94mins.テープ・LD発売済。
アラン・レネは『夜と霧』『二十四時間の情事』の監督。
登場人物はX(見知らぬ男)、A(婦人)、M(Aの夫)。ストーリーらしきものはない。マリエンバードは現存する地名だが架空ととってよい。バロック風、フランス式庭園の豪華ホテルが舞台。
奇妙な問答がかみ合いもせず進展。脈絡のない繰り返し。
結論に至らない。状況があるのみ。”観客が参加することによって成立する映画”とアラン・レネの言葉。イマジネーションを働かせて見る映画。意識の映像化。「一人の男と一人の女の間の意志や感情のコミュニケーションの話である」とロブ・グリエは言った。
J・サドゥール、J・コクトーなどが賛辞を寄せた。「観客にある理解を強いるものではなく、単に提示するだけの映画である」との評言あり。
以上は登川直樹氏によるキネ旬ヨーロッパベスト200映画(84年刊)より部分的に。
9月から12月にかけ、日仏学館でのフランス映画秋講座にはプログラミングされていない。
フランす式庭園なるものの垂直線構造、抽象的イメージが今でも残像として残っている。Aの俳優デルフィーヌ・セイリーグを記憶。



815. 秋空 マグリット  2004/10/02 (土) 03:17
管理人さん
おや?今度のデザインは澄み切った秋の空でしょうか?

くるめいわしさん
「去年、マリエンバードで」、私観たことが無いのですが題名だけは記憶してます。デルヴォーの絵をヒントにした映画だとは知りませんでした。ちょっと観てみたい気もしますね。
デルヴォー展の会場で流れていたDVD、私はあれが欲しかった。案内の方にきけば非売品だそうで、残念。とても画像が美しかった。

春声@さん
「ウォーター・ボーイズ」テレビドラマ版は毎週みておりました。
「視るもの」「視られるもの」というジェンダー非対称が明るく崩れてきておるような気がいたします。



814. ポール・デルヴォーとアラン・レネの映画 くるめいわし  2004/10/01 (金) 12:52
「ポール・デルヴォー展」に行く。
写真では見ていたが、やはり本物はいい(当たり前か)。
<幻想的>と表現するだけではとらえきれない独特の絵画世界がそこには確かにあった。
で、図録も購入。実は、フランス映画の巨匠アラン・レネが監督した「去年マリエンバードで」は、デルヴォーの絵画をヒントにした映画であることを知る。ずいぶん前に見た映画だが、よく分からない映画という印象がある。そういえば、彼の絵画に似た場面を思い出す。例会作品で取り上げてみてはどうだろうか。難解さを解剖する意味で・・・。



813. 「午後の五時」から「ハナのアフガンノート」へ くるめいわし  2004/10/01 (金) 12:21
先日、KBCシネマで「午後の五時」を見る。若さの勝利というか、映画的感性のすばらしさに驚嘆するばかり。アフガン女性の困難を描いているのに、映像が美しい!詩人の魂を持った映画作家とみた。今後どんな映画世界を見せてくれるのか楽しみである。
しかし、驚くことはまだある。サミラ・マフマルバフの妹のハナ・マフマルバフ(撮影当時13歳!!)が、「午後の五時」の
イランでのキャスティングの過程を追っかけた記録映画「ハナのアフガンノート」を2003年に完成させた。まもなくKBCシネマで公開される。73分のドキュメント。ベルリン映画祭の公式出品作品であることからも完成度が想像されるというもの。
こちらも見逃せない。

ところで、10月2日は職場のレクレーションで博多行き、泊まる予定なので、シネマップ印刷作業におじゃまします。8時過ぎになると思います。



812. Re: つき 管理人  2004/10/01 (金) 02:40
”つき”はやっぱり本物が一番、ほんとに冴えてますね。宝くじ当たったら映サにもカンパよろしくお願い致します。



811. つき マグリット  2004/10/01 (金) 01:54
本日はひさしぶりにとてもきれいな月がでておりました。コーナーを曲がっても曲がっても曲がっても、月は憑いてくるのであります。おかげで時速100キロのミッド・ナイト・クルージング。
週末は宝くじでも買ってみよう。当たるかもしれない。



810. 『スウィングガールズ』 春声@ [URL]  2004/09/29 (水) 23:54
『スウィングガールズ』矢口史靖監督 2004年 
『ウォーターボーイズ』で、男子高校生のシンクロナイズドスウィミングを見せてくれたので、今度は女子高校生。
スウィミングでなく”ミがない”スウィング。
A列車で行こう イン・ザ・ムード ムーンライト・セレナーデ
シング・シング・シング What a wonderful world
(この素晴らしき世界)← これはアームストロングのVersion。
”スウィングしなけりゃ意味ないよ”ってんで、こんなビッグバンドでのスィングジャズが昔懐かしくも聞こえてくる映画です。
可愛らしくもトロンボーン、ドラマーも女子高校生がプレイしている。エンドクレジットに流れるのはキング・コールの歌声。
サントラCDが、今日観た映画館では見当たらなかったなあ。




809. 星々の落下 マグリット  2004/09/29 (水) 02:11
管理人さん
これが月なら月並みどころではないですよ。オートでゆっくりスクロールすると無数の月達がフワフワと浮遊し始めます。

「静かな夜には星々の落下が始まる」なんて詩を思い出します。
はて、誰の詩であったか?



808. Re: 具体から抽象へ 管理人  2004/09/29 (水) 01:51
今晩は、マグリットさん。
中秋の名月の"つもり"でご覧頂けたら幸いです(・ε・)。根が単純な"者"ですから。何かこの季節、毎年月みたいなものを浮かべては喜んでいるような・・・。



807. 具体から抽象へ マグリット  2004/09/29 (水) 00:13
管理人さん
私こういうの好きであります。じっと視ていると明暗が変わりますね。多分に離人症的なる背景。
それとも、秋の具体であるか?抽象ならぬ中秋の名月。あるいはピンポン玉、あるいは雪見大福、あるいは焼かれるたこ焼き。
ま、余は管理人さんの「手」により、多分に“インタラクティヴ”されておるな。
苦しゅうない。



806. 回帰線 マグリット  2004/09/26 (日) 21:38
唐重郎さん
素敵なハンドル・ネームですね。
ヘンリー・ミラーが我が読書体験の始まりであります。しかし、その動機は極めて不純でありました。平凡パンチ(かつてそういう名の週刊誌があったのです)の書評欄に「南回帰線」が取り上げられていて、それを読んだ私はエロ小説かと勘違いして小説なるものを読み始めたのでした。「セクサス」、「ネクサス」、「プレクサス」、「梯子の下の微笑」、「追憶への追憶」、「ビッグ・サーとヒエロニムス・ボッシュのオレンジ」、「冷房装置の悪夢」なんてのもありましたね。もう内容はほとんど覚えておりませんが、本質的には南北両回帰線と同じではないかと思われます。
ミラーは極めてアメリカ的な作家で、中心の無さ、完結した構造の無さ、反オーソドキシー、神の必然に対する実存の偶然、なんてのが当時の私には感覚的にぴったりなのでありました。ちょうどJAZZが好きになり始めた頃でもありました。
例えば、現代がジャン・ボードリヤールが言うような饗宴(オージー)の後の状態であるとしても、今なおパワーを持続している作家だと思うのであります。
ヘンリー・ミラーに関しては代表作の南北両回帰線を読むだけで十分ではないかと思います。
と、以上は私個人の幼稚な感想で専門家の方々からみればとんだ勘違いなのかもしれませんが。

唐十郎、「状況劇場」のほうの唐さんは大のファンであります。
私、時代劇にはとんと不案内。でもテレビの必殺シリーズにはハマりました。



805. Re: 映写技師を撃て 唐重郎  2004/09/26 (日) 18:23
最近作家の鳥羽亮にはまってます。この主役が唐十郎--とうじゅうろうでから十郎ではない--でこの人間が剣の名人で居合道の達人。格好よすぎるので、藤沢周平の伊之助--この人もかっこいいが---から安易にハンドルネームを唐重郎に変更しました。
「北回帰線」って意味私は知らなかった。地球の天文学的語彙とは思っていましたが---調べてみると--
北緯23度26分の緯線。▽北回帰線上では夏至の日,太陽が天頂にくる。この線と南緯23度26分(南回帰線)とにはさまれた地帯を緯度上の熱帯という。

ついでにヘンリー・ミラーにもこの題名の本があったなと思って検索すると。「南回帰線」って本も書いている。問題作らしい。
1939年、パリ滞在中にミラーが発表したこの作品は、「北回帰線」とならんでミラーの母国アメリカでは30年間も発売禁止となったタブーの書。だが、裁判で決着がつくや、たちまちセンセーショナルな話題を呼んでベストセラーとなった。ニューヨークの電報配達会社に務める主人公の破天荒な性的遍歴と形而上学的な思索を通じて「不毛の現代文明」をあざやかに描き出した記念碑的作品。



802. 映写技師を撃て マグリット  2004/09/26 (日) 11:12
おっと、背景がかわりましたね。管理人さんからの無言のメッセージ。いつもながらのナイスなセンス、エレガントであります。
この背景のデザインにより管理人さんは我々の掲示板に書き込む無意識を、トーンを、操作しているのではないかと思うのであります。1年くらいのオーダーでデータを分析してみるのも面白いのかもしれません。
あなどれぬ「映写技師」とは彼のことかもしれない。

それにしても、春声@さんのエネルギーには脱帽であります。
会員100人突破、もうすぐですね。潜在的な人口は(私がかつてそうであったように)意外なほど多いのではないかと、現代における企業活動なみに行動すれば1000人くらいはすぐに集まるのではないかと、も思われますが、そんなことをすればまあ元も子も無くなるのは目に見えておりますのでここは“スロー・ライフ”。
無理なくゆるり、と参りましょう。

福岡NETの伊之助さんの書き込みで思い出したのですが、ヘンリー・ミラーの映画って無かったですか?「クリシーの静かなる日々」とかなんとかいう。私の勘違いかもしれません。
この季節、太陽はゆっくりと“北回帰線”から“南回帰線”へ。“the Tropic of Cancer”から“the Tropic of Capricorn”へ。この“カンサー”に意外な意味があって感心したのは三十数年前に読んだミラーの「北回帰線」の解説だったような気がします。



801. 801番は新デザイン 春声@ [URL]  2004/09/26 (日) 00:20
BBSの新デザインはなにか宝石みたいな感じじゃないですか。
ブローチ?ペンダント?ヘアピン?ジュエリー?
色合いがなかなかです。管理人殿へ感謝です。
801番発言をFM番組で聴いたばかりのブランフォード・マルサリスのサックス「グルーミー・サンディー(暗い日曜日)」を反芻しつつアップしています。
数字といえばイチローも邁進中。映画サークルも3桁に向かって努力中。しかし、数字の追求はきつい面がありますよね。
明るい月日は来るのでしょうか!



800. 「午後の五時」の上映館の訂正 くるめいわし  2004/09/24 (金) 16:36
「午後の五時」の上映館をパヴェリアと書きましたが、KBCシネマ
の間違いでした。すいません。



799. イラン映画「午後の五時」とアフガニスタンとロルカ くるめいわし  2004/09/24 (金) 16:32
18日の「ヒバクシャ」のお店周り、久しぶりに映画サークルの活動に参加し、いい汗かきました。会員数も3桁に迫りすごい!
ところで、心待ちにしていた佳作がシネサロン・パヴェリアで9/25(土)から公開されます(16:30〜の1回のみ)。イランの若き22歳の女性監督、サミラ・マフマルバフ(あの有名なモフセン・マフマルバフ監督の娘さん!)作品。この若さで既に数本の映画を監督していることも注目ですが、今やイラク「戦争」の蔭で忘れられがちなアフガニニスタンの女性が主人公。また、映画のタイトルはスペイン市民戦争でフランコ軍に殺された詩人であり劇作家のガルシア・ロルカの詩から取っているのも、私の興味をそそる。
一日一回の上映ですが、是非見てください。ちなみに、第56回
カンヌ映画祭審査員賞作品でもあります。
私も熊本から25日か26日に見に行く予定です。



798. 招待券プレゼントのお知らせ 京都国際学生映画祭実行委員会  2004/09/24 (金) 13:25
突然の書き込み失礼致します。
この場を借りて告知をさせて下さい。

今年も京都国際学生映画祭の季節がやってまいりました。

10月9日(土)10:30〜 京都会館第二ホールにて「第7回京都国際学生映画祭 in KIF」 と題しましてオープニングイベントを開催します。
森達也氏(映画監督、ドキュメンタリー作家)、安岡卓治氏(映画プロデューサー)、冨田美香氏(立命館大学文学部助教授)をゲストに迎え、ドキュメンタリー作品の上映&シンポジウムを行います。
なんと、入場無料!!!(なおご入場には整理券が必要です)
現在、先着150名様に限り招待券プレゼント中です。ご希望の方は下記HPを
参照してどしどしご応募下さい。

10月10日(日)、11日(月)の本祭もよろしくお願いします。前売券、絶賛発売中です。

詳細は「第7回京都国際学生映画祭onWEB」
http://www.consortium.or.jp/~kisfvf2004/
プログラム(Schedule)ページをご覧ください。


管理者様 不適切な内容の場合はお手数ですが削除願います。
相互リンクをお願いします。



797. FOCUS&アジア太平洋映画祭 春声@ [URL]  2004/09/23 (木) 23:42
ASIA-FOCUS映画祭が今年始まった頃には、気合も入れて、結構10作品以上鑑賞に通ったんですが、同じ映画のこととはいえ、身辺での気合及び行動が必要になり、映画祭に対しては今、急に勢いをなくしています。フォーラム参加も"韓国映画”のみで、22日に行われたアジア・太平洋映画祭のシンポジウム”アジア・太平洋における映画製作の可能性”も不参加。”勢い”ってのが人間の行動には必要だと実感。新聞でみたら、どこかの会場(グランドハイアット福岡←これってホテルですか?)には秋吉久美子が挨拶に。この人、根岸吉太郎の新作『透光の樹』に出演。
近くで見てみたい女優さんではあります。湯布院映画祭でも来場したとか。縁がないんですな、>自分。
しばらくスクリーンで見てないので懐かしい感じ。
話変わって、”透光”とか”時光”、いずれも普段聞かない言葉ですね。斜光ならカーテンを考えればいい。”透光”は『羅生門』。
もうひとつ話を変えて、『風音』(ふうおん)をPaveria公開で観ることが出来るらしい。
原作:目取真俊(めどるましゅん)沖縄生まれの芥川賞作家。



796. コーヒー・ブレイク マグリット  2004/09/23 (木) 04:07
春声@さん
「もらい泣き」は「ひととよう」でしたか?
私も休日の朝にはコーヒーを6人用サーバーいっぱいにたててゆっくりと独りで飲みます。ときには二回、12人分を飲みます。BGMはバッハ、サティ、あるいはヨーヨーマの「リベル・タンゴ」。
まさに「珈琲時光」であります。我が国において、あるいは現代において「珈琲」は都市の飲物であります。山の中で飲むコーヒーはさして美味しいとは思わない。でも一番美味しいのは田舎の町でみつけた素敵な喫茶店でのむちゃんとしたコーヒーであります。あらかじめブレイクされた「時」の中で再びブレイクされた時間。この意味では「珈琲」は過去の飲みものでもあります。

勤めのある日はインスタント。



795. 『隠し剣鬼の爪』 春声@ [URL]  2004/09/21 (火) 21:38
先ほど、『珈琲時光』のキャッチコピーのところで、書きましたが宣伝チラシのキャッチコピーで、こんなことがありました。
8月末に岡山で映画大学という催しに出席して山田洋次監督の講義も聴きました。テーマは新作『隠し剣鬼の爪』。講義を終わって恒例の”質問があれば”のMCに応じて質問させてもらいました。
大きな2枚の宣伝ポスターが監督の背後にあって右側の青い色が永瀬正敏、左側に紫色で松たか子。
右側に一行:幕末、愛に生きる侍がいた。
左側も一行:人のさだめは変えられますか。
拙質問は左側部分:この文章について監督はどう思われますか?
答え:ややあって苦笑気味に、”深い意味はないんじゃあないですか。宣伝部が考えたもので−−−。
ポスターのデザインで余白のことなんかも考えて−−−。

上のようなことを思い出しました。演歌好きの私、結構左が気にいっているんです。”さだめ”ってなんだろう?とか、”変える変えない”って「誰が」「どんなふうに」とか色々考え出すと確かに気が遠くなるみたい。深く考えず、かっこいい、語呂がいい。
福岡でこの映画9/24に観ることが出来るようですね。アクロスだったかな?この日の予定は変えられないでしょう。


 



792. 『珈琲時光』 春声@ [URL]  2004/09/21 (火) 18:34
ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督 2003年 松竹 103min
”小津安二郎生誕100年
−−21世紀の『東京物語』がここに誕生した−−松竹宣伝部のキャッチ。
チラシで読んで解りましたが、題の意味は”珈琲を味わうひととき。気分転換し、気持ちをリセットして自分の人生に立ち向かうことができるような、短いけれど貴重で濃密な時間ということがこめられている”。
主演:浅野忠信 一青窈 この人名の読み方がわかりません。ご教示ください。デビュー曲に”もらい泣き”でロングセラーを出した歌手らしいです。漢字の書き方もMSのIME2002の手書きパッドでクリア。国際化時代、コーヒー文化、などなど。日本映画だから字幕はない?ちなみに主人公の男性は古書関係らしく神田神保町が出てくるようです。観てみたいですね。ホー(ウ)・シャオシェン。



791. カズエドラゴン カズエドラゴン上映委員会 [URL]  2004/09/21 (火) 02:59
初めまして。
わたくし、カズエドラゴン上映委員会のタカモリと申します。どうぞよろしくお願いします。
来たる9月25日(土曜日)に博多百年蔵にて、
〜幸子とカズエ、Ryosaiで極楽。〜
という、「演劇・尺八演奏・映画」の酒蔵イベントをします。
『カズエドラゴン』とは、福岡の大学映画研究部の元部員と、石井聰互映画塾の元塾生が制作したオール福岡ロケの中篇自主制作映画です。
この脚本は監督の高崎が書いたものですが、岩井俊二氏のプロダクション「ロックウェルアイズ」の開発候補作品のひとつにリストアップされました。
HPでは予告編も見れますので、ぜひご覧ください。
あまり日もありませんが、どうぞ遊びにきてください。

日時 9月25日(土)15:30〜、18:30〜
場所 博多百年蔵
料金 前売1500円、当日1700円(1ドリンク付)
※チケットのお申し込みは、カズエドラゴンHPまでお願いします。http://www.crankin.jp/kazue/index.html





790. デルヴォー展 マグリット  2004/09/21 (火) 00:49
ポール・デルヴォー展、行ってまいりました。
タナトスの、無機質の、そしてスキゾ・フレニアなベルギー・シュルレアリズムの水脈はとても心地よかった。骨格を内側に持った脊椎動物のストラテジーの「夢」と「レアル」がすばらしい。



789. どらえもんスタンプ マグリット  2004/09/19 (日) 21:57
春声@さん
どらえもんスタンプ、オッケーです。3種類、かく15個づつ位はあります。
といってもたいしたものではありません。「グリコのおまけ」くらいに想像しておいてください。某有名飲料メーカー・キャンペーン景品の残り物です。危うく廃棄処分になるところをメーカー・セールス氏の了解を得て戴いたものであります。今度サンプルをお持ちしましょう。
そうこうしているうちに100人を突破しそうですね。まずはおめでたいことであります。私も数少ない知人に声をかけてはいるのですが・・・



788. Re: 今世紀最高 春声@ [URL]  2004/09/19 (日) 20:19
> 福岡NETの報告によると福岡映画サークル協議会の会員数が今世
>紀最高、なのだそうで、100名までにはあと5名
>「どらえもんスタンプ3種類」をもれなくプレゼント、とか・・・

マグリットさんからこんな書き込みをしてもらってる2日後の今日、”96名に到達”のニュースが入りました。
「どらえもんスタンプ」のことは、真面目に検討せてもらっていいですか?



787. どしゃぶり マグリット  2004/09/19 (日) 00:12
皆様
本日はおつかれさまでした。管理人さんありがとうございました。くるめいわしさん、当方の勘違いで「T快堂さん」では失礼いたしました。あのあと六本松のB・Rレコードさん、古書U朋堂さん、西新のCDショップ、W・Sさんに「ヒバクシャ」のチラシをお願いしてまいりました。どなたも快く引き受けていただいたのには感謝感激でありました。


デルヴォー、TVでさきほどやってましたね。あのエロスとタナトスの香りはマザー・コンプレックスに根を拠する「機械仕掛けの蝋人形」に由来するものであった、と勝手に解釈しました。なんか謎が解けてちょっと嬉しいような淋しいような気がします。
それにしても、ベルギーの首都ブリュッセルの電車はかように立ち現れてくるのか、と。とてもドラマチックでありました。

本日、管理人さんと別れた後、どしゃ降り。グランドホテル前の教会で雨宿り。
1Fがキリスト教関係の書籍が置いてあるお店になっていて、エレガントなシスターたちが働いておられました。雨宿りのお礼の旨申し上げると、いつでもいらっしゃいと言った様な笑顔を返してくださいました。
ひまがあれば一度のぞいてみてはいかがでしょうか?心があらわれますぜ。
考えようによっては、この世で一番マニアックな書店かもしれない。

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