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『ウォーターボーイズ』

春声@
『ウォーターボーイズ』
2000年東宝(配)91min
監督・脚本:矢口史靖
出演:妻矢木聡.玉木宏.三浦哲郁.竹中直人.柄本明
博多駅と北九州の間に、黒崎という町があります、八幡西区です。 この町の映画館シネワールド黒崎が、『ウォーターボーイズ』を2週間やると教 えてくれた人がいたので、感謝して観に行ってきました。 福岡でもいずれホール上映などにはなるかもしれませんが、出来るだけ映画館で観たかったので。 料金800円という安さもうれしいし、劇場も清潔な感じでした。子供づれを含め、観客は20名ほど。 映画はまったく劇画ふうって言ってよいんでしょうか。
この表現見終わってトイレに言ったら隣のおじさんたちが言っていたのをそっく り借ります−−”こっけいな感じで面白かったなあ、劇画のホンマモンみたいやった”。 昔日活作品に”花の応援団”っていうのがあって結構楽しんだことがあ りますが、あれもキネ旬ベストテンに入ったのでセカンドで観たのだが、 福岡ではもうそんな映画館も存在しない。そこで今回は黒崎もうでということに。
昔懐かしい雰囲気がちょっぴりあります。1昨年訪れた別府の映画館もそんな雰囲気。 福岡の映画館は横が広い割にスクリーンが目の前に近く落ち着きません。 映画の内容的には、非常に調子がよくどんどん進む。高校生の部活。 廃部になりそうな水泳部、対立グループの描写。パターンをはず さぬメンバーの性格描写。美人の女先生の登場。しかし暴力はなし。
女子高生と男児主役の青春恋愛はしっかりラストでも漫画っぽく強調。 相変わらず竹中直人がオーバーアクションなのが劇画風を強調し、適役だったかも。 柄本明はお気にいりの俳優で、この映画でも立派なもの。 高校の職員室の雑然としたさまが懐かしい風景。シンクロナイズドスイミンギグに目をつけたのはナイスだと思う。 妙に格好つけた映画より、徹した面をみてとれるだけ好感度良でしたが。 そのほかには別にとりたてて言うほどのことはなく、1時間30分ほどおもしろおかしかっただけでした。
来週は同じくここで『GO』。ここへGOする私です。単に日活の『GO!』で なく東映配給の『GO』にするのは、こちらは日本/韓国合作で割と珍しいし、 他の人の評価がよい」というだけです。行定勲監督。 福岡は来週くらい?から『まぶだち』、『光の雨』等が鑑賞できます。

『ハリーポッターと賢者の石』

阿Q
やっと、「ハリーポッターと賢者の石」をヴァ−ジンシネマズ・トリヤス久山で見ました。 ”おもしろいから見に行かんね”と、薦めるほどでもないが。私は結構おもしろかった。
物語は、ハリー・ポッターが、捨て子として一軒の家へ預けられる所からはじまる。 その家で、ちょっと大げさと思えるほどのひどい仕打ちを受けながら育ち。 11歳の誕生日に魔法学校ホグワーツから、入学の案内が届けられ。 ロンドン駅の9と3/4番線から乗車。物語が始まる・・・・・
ハリー・ポッター役を演じる(ダニエル・ラドクリフ)は「名探偵コナン」みたいな子で、 いい雰囲気をだしていました。脇役のロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)、 ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)も活躍。どんな子でも輝く時がある。
正義を貫く姿勢は、いつ見てもいいですね。。 大人の目でみれば、ばかばかしいかもしれませんが。 童心に帰ってみれば、楽しい一時を過ごせますよ。
ハリー・ポッター日刊予言者新聞も、おすすめ。 http://harrypotter.warnerbros.co.jp/web/dailyprophet/index.jsp

『アメリ』

春声@
『アメリ』フランス 2001年 カラー 121min
監督 ジャン・ピエール・ジュネ
オドレィ・トトゥ  マチュー・カソヴィッツ  ヨランド・モロー他
昨年、フランスの映画界は、1947年以来の快挙といわれる観客動員数1億9 千万人をなしとげています。それで、90年代を通して30%を低迷していたフ ランス国産映画が40%にまで跳ね上がったそうです。それだけフランス人が自 国の映画を観る割合が増えたのです。この数字には、『アメリ』を観た800万 人以上のフランス人が入っていることになります。
日本でもアメリ現象はみられ、東京では公開時点から人気の映画になったよう。 グッズなんかもあって。"あめ"――キャンディーがあるのはうなづける。 アメリアメ なんて語呂がいいのでは? ショコラ アメリー てのは?
『ハリーポッター』は子供の映画みたいだと思って、まだ観ていない。 けれど、『アメリ』が人気だ−批評家の受けもよい−と聞いて観にいきました、 サッーと。
心が静かになるし、上等のフモール=ユーモアを持った映画ですね。 派手な騒ぎは無い、心踊らされるスピード、アクションも無い。だけどいいんです、これ。
アメリというこの主人公の少女は、ちょっと年を重ねた――"年頃というより、 更に年を経た――こだわってます――ここのところ、"おつきあいしたら心なご むかも知れない" といった感じの女性でした。
初めて顔をみるオドレィ・トトゥという人で、特徴のある顔つきです。 強烈な美人というより、魅力的な若い女性という表現がいい。
なにせ、このアメリ、趣味が、近くの貯水場で、"水きり遊び"をすることという。 最初字幕に"みずきり"と出たときはなにかと思いました。花を水の中でハサミで 切ることなのか?さては生け花が趣味なの?とか。 実にやんごとなき趣味で、画面をみていますと、妙に納得でした。
全編、理屈じゃなく、漂う雰囲気を楽しんでいました。 こんなことを趣味に数えるなんて、まさしく王者の趣味、知られざる女王様の趣 味といったおもむき。なかなか正面きっていえるものではありますまい。 パリはモンマルトルに一人住まいをしているそんなアメリの"ミーツ・ア・ボーイ・ストーリー"でした。
フランス映画は、私自身が過去に好きだった作品はたいてい、ギリギリ切羽詰っ た悲劇的な情感とシチュエーションの映画が多かったのですが、久しぶりに出会 えたフランス映画で、もうひとつの一面、良い気分になる映画を楽しみました。
インターネットの『アメリ』のページに、この水切りの動画がみられました。 この動画、スピード、動きが実に、静かでよい。アメリの顔と風情も一緒に観た くなると思いますが、その時は是非映画館でどうそ。”おふらんす”と言って軽 くみなす人たちも、いるようですが、それはそれで−−。

『こころの湯』

あじ塩
★☆★
映画を見た帰りのバスの中で、去年の「ともだち通信」で紹介されていた『ダウン症の子をもって』という本の一節を思い出しました。
――ダウン症の弟をもったお兄ちゃんが、あるとき弟をみていて「めっきり少年っぽくなったね」と言う。両親は、その言葉に、兄が弟を見ている目の温かさを感じとる――
年老いた父親と知的障害のある弟が、北京の下町でおんぼろの銭湯をやっている、 そこに深センでビジネスマンとして成功している兄が帰ってきます。
あるとき、弟を連れて外出した兄は、ちょっと目を離した隙に弟を見失ってしまいます。 「父や弟のことはお前の眼中にないんだろう。が、わしは弟まで失いたくない!」兄に激しい言葉を叩きつけて弟を捜しに出て行く父。 でも皆の心配をよそに、翌日、弟は自力で家に帰ってきます。
父は障害をもった息子を精一杯の愛情で包んでやるのですが、その一方で、兄はちょっと距離をおいて、突き放しているようでもあるけれど、でも、弟を対等に見つめているようにも思えます。
うがちすぎた見方かもしれませんが、兄が父と弟を残して家を出たというよりも、「父や弟のことは眼中にないんだろう!」と、きついことを言った 父親のほうが、実はあえて兄を遠ざけるようにして暮らしていたのではないかと、ふとそういう気がしました。もしかしたらこの兄弟は実の兄弟ではないのかな、 とも。そして、父は、もし自分が死んだとしても、兄には弟の面倒をみる負担をかけさせたくなかったのではないかな、とも。 それが正しいかどうかはわかりませんが、父の思いとはまったく裏腹にことは進んで、次々に辛い、悲しい現実がのしかかってきます。でも、どんな に辛いシーンを見ても、決して、腹立たしいとかやりきれないとかいう気持ちにならないのは、父と兄と弟のあいだの幸せなつながりがいつも感じられ るからだと思います。
父役の朱旭さんは、良くも悪くも何をやっても“陸徳志”なんだけど、やっぱり中国のお父さんとしてこれ以上の人はいないですね。
ただし、この映画でそれ以上に強烈なのは、銭湯に集まるお客さんたち。素っ裸のまま街の中を泥棒を追っかけて走った妻に衝撃を受け、 “男のメンツ”が立たなくなって、離婚まで考える夫はイッセー尾形と石倉三郎を足して2で割ったような感じで、そのサザエさんも真っ青な妻はちょっと藤山直 美ふう。“闘コオロギ”が生きがいのじいさんの顔は畑正憲を平べったくのしたように見えちゃうし(失礼)、借金の取立てに乗り込んでくるやっちゃん も、一回見たら忘れられない、怖いというよりは愛嬌のある顔をしてる。そして、刈り上げの頭がちょっと松村邦弘に似た弟(熱演でした)。いつ も伊武雅刀みたいに難しい顔をした生真面目そうなお兄ちゃんは、いかにも「男は泣いちゃいけないの」と育ってきたんだろうなぁって感じを漂わせていて ・・・でも、涙を見せていいときもあるんだ、兄弟なんだから。(以上敬称略)
この人たち、ほんとに俳優さんなのかなぁ?実は本当の銭湯にたむろってる、下町のおっちゃんたちと違うんかなぁ?としか思えないような、リアリティのある個性的な顔が湯気の向こうにぽこぽこ顔を出す、そんな映画です。
追記:オープニングの、自動洗車機の人間バージョン(?)のような公衆シャワー(?)、いきなりシュールな世界で、一瞬、見る映画をまちがった のではないか?と思ってしまいました。こらえきれずに爆笑。このシーンは後の伏線にもなっていますので、見に行く方は遅刻しないように(笑)
☆★☆

『戦争と人間・第1部』

阿Q
第8回例会作品の「戦争と人間・第1部」
いやー、圧巻でしたね。
真実を追求しながらも、おもしろさ、人間臭さが満ち溢れていました。

『ワイルドスピード』

泉川坂井
最近家の近くの映画館しか行かなくなってしまって−−アメリカ映画日本映画ばかりで視野が狭くなりつつある。
で少しつ゜つビデオも見始めました。キューブリックの 「突撃」ウォルターマッソーの出る「サブウェパニック」 古い。
映画館ではなんかすかっとと思い「ワイルドスピード」を 見たが若者の映画でちと疲れた。しかし、アメリカもよう やく若い映画が出来るようになったのだろうか。
若い主人公たち若者だけが出る映画なんて久し振りに観ま した。しかし、ちと疲れた。車でぶっとばすのは結構好き なのですが−
この間見た「サブウェイパニック」でもマッソーが何回も 「green}て言ってました。
信号機の「青」は「アメリカでは「緑」というらしい。
日本の信号機も本当は「緑色」しているが。
赤緑黄色じゃ語呂がリズムが悪いからダロウ。
しかし、信号は西洋文化から来たから、訳の時に{green} を「青」としたのだう。

『ともだち』

阿Q
映画「ともだち」は、1961年に作られた記録映画です。 4歳児の幼稚園入学から夏休みまでの記録。
ビデオで試写を観た時はいまいちだったのですが、スクリーンで 観ると子どもたちの生き生きとした姿に感動しました。
今の社会で子どもが、こんなふうに在ればよいと言う姿が映し出されていたと 思いました。

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